「お金、あるんでしょ？」義家族から金を要求され、唖然！その後、まさかの「お祝いごと」にまで！

夫の家族は、私の実家が開業医でお金があることをいいことに、事あるごとにお金をせびってくるのです！私って、結婚して嫁いだんじゃなかったっけ？そう思ってしまうほどの、義両親たちの態度に腹が立ったJさんのお話を聞いてきました！

結婚式の費用は嫁側が持ってくれ

Jさん夫婦は、そもそも結婚式について、両親たちからお金を出してもらう気はハナから考えていませんでした。ですが、Jさんの両親は「あなたが結婚するときのために、と思ったいてお金だから、好きに使ってちょうだい。」と、結婚式のグレードをあげてもお釣りがきそうなほどのお金をお祝いとして送ってくれたのです。そしてその話を、夫と義両親の前で話したら、「それなら結婚式の費用は全部ご両親にお願いすればいいじゃないか！何も、私たちがお金を出す必要なんかないじゃないか♪」と話す義父に、「ほんと～♪なんなら私の留袖やお父さんの燕尾服も費用に含んでも大丈夫そうね！」と義母までノリノリに。ちょっと前まで「もう少し結婚式は簡素でもいいんじゃないのか？」なんて言ってた人たちとは思えないほどの態度の変わりっぷりに唖然。しかも自分たちの衣装を結婚式費用に含めるとナチュラルに言い出して、本当に驚きました。

子供のお祝い事に出すお金はない

その後、子供が生まれ初孫であり内孫であるからこそ、お宮参りやお食い初め、初節句などのお祝い事には義両親をちゃんとお呼びしました。それなりのお店で、お座敷の個室を用意したりと、慣れない子育ての中準備した後、お食事が終わるとお会計の時には「今日は御誘いいただきありがとう！ごちそうさまでした♪」と言い、さっさと車で帰ってしまったのです。あれ？お祝いはなし？お会計もこっち持ち？あれ？？？ちょっと欲張り過ぎちゃったかな？とJさんは戸惑いつつも、お祝いは相手の気持ちだもんね・・・と割り切って実家に遊びに言った時にぽろっとそんな話をすると、「え、嘘でしょ。初孫なのに、お祝いもないの？あり得ない。うちは遠慮してたのに。」と言いながら両親はポンとお祝いを包んでくれたのです。「（うちがちょっと特別なのかなぁ・・・）」とJさんの家柄もあり、不思議に思いながらも月日は流れていきました。

とうとう聞いてしまった。「お祝い？向こうが出せばいい！お金あるんでしょ？」

そして子供が小学校に入学する時に、Jさんは母親から「ランドセルはどっちの家が買うのか、ちゃんと聞いてきてね！そっちが買わないなら私たちが買うから！できれば早く聞いておいて！」と言われていたので、夫にその話をしてもらうように頼みました。家族で義実家に遊びにいき、子供のお昼寝を寝かしつけた後にそっとリビングに戻ると、夫が義両親とランドセルの話をしているのが聞こえました。そしたら義母が「ランドセル？そんなの向こうに買ってもらえばいいじゃない！どうせお金ならいっぱいあるんでしょ？」と言っているところを聞いてしまったのです。義父も「うちが出さなくても向こうさんが出してくれるって分かってるから、お金はあげないよ。向こうに頼りなさい。腐る程お金あるでしょ。」と言う始末。うちがおかしいのかなと悩んでたJさんは、これを機に「（あ、この人たち、ただのタカリだ。）」と理解できたそうです。

お金を出してくれるかどうかはとてもナイーブな問題だけど、「相手がお金持ちなら、別にいいでしょ」と言う気持ちであることが、どうしても許せなかったJさんは、その後、義両親の家には年一回しか顔を出さないようになりました。

ftnコラムニスト：南さおり