1. トップ
  2. おでかけ
  3. 「勤労感謝の日」に「熟睡プラ寝たリウム」、全国の科学館、博物館「気兼ねなく眠って」

「勤労感謝の日」に「熟睡プラ寝たリウム」、全国の科学館、博物館「気兼ねなく眠って」

  • 2022.11.22
「熟睡プラ寝たリウム」開催(明石市立天文科学館ホームページより)
「熟睡プラ寝たリウム」開催(明石市立天文科学館ホームページより)

11月23日の「勤労感謝の日」を中心に、「星空に包まれて気持ちよく眠ってもらおう」という企画「全国一斉熟睡プラ寝たリウム」が、各地の科学館や博物館などで開かれます。普段は星空を見るために投影されるプラネタリウムですが、リラックスしてうっかり眠ってしまう人もいると思います。「熟睡プラ寝たリウム」では、周囲の目を気にせず、心置きなく眠ることができるそうです。

「いびき席」ありの施設も

「熟睡プラ寝たリウム」は、2011年11月23日の「勤労感謝の日」に、兵庫県明石市の明石市立天文科学館で始まったイベント。勤労感謝の日に開催したのは、「日頃お疲れ気味の皆さんに、プラネタリウムの星空の下、気兼ねなくゆっくり眠っていただきたいと思い企画したものです」と、同館学芸係の西山愛子さん。

2012年は4施設、翌年12施設と徐々に開催する施設が増え、今年は北海道から沖縄まで57施設で開催(一部施設は22日までに開催済み)。それぞれの施設が工夫して、眠りにつきやすいプログラムなどで「熟睡」に誘います。「自分はいびきをかくので…」と気にする人たちのために、「いびき席」を用意している施設や、熟睡できた人に「熟睡証明書」、ずっと起きていた人に「完徹証明書」を出す施設も。

西山さんは「全国の各施設で工夫を凝らした投影を行っています。枕やパジャマの持ち込み OK です!日頃の疲れを取りに、『眠り』にお越しください」と呼び掛けています。

明石市立天文科学館では、11月23日午後1時10分(大人向け)、同2時30分(子ども向け)、同3時50分(大人向け)の3回実施。いずれも投影時間は45分で、各回定員250人(整理券制)、当日午前9時30分(開館時間)から整理券を配布します。

施設ごとに入館料など料金が必要。詳細は各施設のホームページなどで確認してください。

オトナンサー編集部

元記事で読む
の記事をもっとみる