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【『スベクヒャン』の最大の見どころ】入れ替わった王女と王子の今後の展開は?

  • 2022.11.22
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テレビ東京の韓流プレミアで放送中の『帝王の娘 スベクヒャン』は、11月21日に第20話が放送された。この回では「重要な示唆」が多かった。

きっかけになったのは、王妃の母が占いの達人を王宮に連れてきたことだ。達人といっても、見た目は冴えない老婆なのだ。しかし、彼女が占ったのはイ・ジェリョンが扮する武寧王(ムリョンワン)の運命であり、老婆は「国王が偽者を抱えている。その偽者が国王の目をくり抜くだろう」と予言する。

その言葉を間近で聞いていた武寧王は不快感をあらわにするが、老婆は退出するときも遠くに見えたソルヒ(ソウ)に対して「偽者」呼ばわりをしていた。

実際、ソルヒは誤って武寧王の肖像画を床に落としてしまうが、そのときに肖像画の目の部分に傷がついてしまった。結果的に、国王の目はくり抜かれたのだ。

こうして、占い師の老婆が予言したとおりの展開になってきた。

ソルランとソルヒの「入れ替わり」が『帝王の娘 スベクヒャン』の重要なポイントだ(画像=©2013-2014MBC)
物語をドラマチックに彩る最大のツボ

本来、武寧王とチェファ(ミョン・セビン)の間に生まれた娘はソルラン(ソ・ヒョンジン)だ。彼女は百済(ペクチェ)の諜報活動を担う秘密組織「ピムン」のメンバーになるために奮闘している。

本当ならソルランこそが王女なのに、実際にはソルランの異父妹のソルヒが王女になりすましている。その末にソルヒは優雅な生活を手に入れたのだが、占い師の老婆の登場によって彼女の「嘘」が暴かれる兆候が出てきた。それによって、ますますハラハラする展開になってくるだろう。

しかも、「入れ替わっている」のは王女だけではない。王子も同様なのだ。

チョ・ヒョンジェが演じる太子ミョンノンは先王の東城王(トンソンワン)の実子であったが、武寧王の子供として育てられた。一方で、武寧王の実子は東城王の息子に成り代わってチンム公(チョン・テス)となっている。

このように、「王女」も「王子」も入れ替わっている。韓国ドラマでよく見られる設定だが、それが二重になっているところが『帝王の娘 スベクヒャン』の最大のツボであり、物語をドラマチックに彩っている。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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