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【値段クイズ】公園の「ジャングルジム」「すべりだい」「てつぼう」はいくら?壊しちゃったらどうなる?

  • 2022.11.21
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身近にあるのに意外と値段を知らないというものはありませんか?今回は、公園にあるジャングルジムやすべりだいなどの遊具の値段について紹介します。また、公園にある遊具を万一壊した場合、どうなるのかも見ていきましょう。

■ジャングルジムって〇円で買えるの?!

ジャングルジムの大きさにもよりますが、株式会社コトブキで販売しているスクエアジャングルジムで831,800円(税抜)です。これに基礎工事や設置工事費用などがかかる場合もあります。

■すべりだいの値段は?

公園遊具の定番であるすべりだいの値段は、高さが高いほど滑る部分が長くなるので値段が高く、滑り底面の素材によっても値段が変わります。
都村製作所で販売しているPE(ポリエチレン)製の落下高さ2.0mのすべり台で¥700,000(税抜)、ステンレス製の落下高さ2メートルのもので¥1,320,000(税抜)です。
また、ローラースライダーや高品質のものとなると、500万円から1,000万円ほどの値段になるものもあります。

■てつぼうはいくらで買える?

てつぼうの場合は、何連なのか、また高さや素材によっても値段が変わります。

一例を挙げると、株式会社コトブキで販売しているスチール製2連低高さ1.3メートルのてつぼうで76,100円(税抜)、都村製作所で販売しているステンレス製1欄高さ2.3メートルのものは¥250,000(税抜)です。

■公園のものを壊したらどうなる?

ところで、万一遊具を壊してしまった場合、どういった罪に問われるのでしょうか?

2021年に起きた事件では、高校生らがすべりだいや水飲み場など計6ヵ所に木工用接着剤をまいて使えなくしました。警視庁は、器物損壊と建造物損壊の容疑で高校生らを逮捕。公園の復旧には約134万円かかり、市が賠償請求していくとのことでした。

器物損壊罪が適用されると、3年以下の懲役または30万円以下の罰金、もしくは科料に処せられる(刑法261条)可能性があります。わざと壊したのでなければ、正直に申し出ることで器物損壊罪に該当することはありませんが、民事上、損害賠償義務(民法709条)を負うことになる可能性は高いでしょう。

最後に、公園で起こりがちな被害による被害額や修繕費について紹介します。

・休憩所の天窓が割れる:被害額約26万円
・軒天にボールが当たり破損:修繕費約13万円
・トイレの窓が割れる:修繕費約5万円

■他の人のことも考えて大切に使おう

公園にある遊具はどれも高額です。だからというわけではありませんが、遊具は大切に使う必要があります。わざと壊すことは言語道断ですが、故意ではなくても利用する子どもたちがケガをする可能性があるため、壊した場合は速やかに公園の管理者に申し出ましょう。

文・山村望愛

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