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<ワンオペ育児>「喧嘩しないでっ」息子の涙を見た瞬間、不甲斐ない自分に気付き…

  • 2023.4.12

夫が単身赴任になり、森田さんが半年間ワンオペ育児をすることになったお話を紹介します。

娘が眠くてぐずぐず泣き始めたのを見て、「おーいっ! これ、あんこちゃん眠いんじゃないの?」「どうすんの? スマホいじってないでさー」と、夫が森田さんに言いました。

娘は夫の子どもでもあるのに、他人事のような言い方をする夫に腹が立った森田さん。「なんでっ!! いつも私がやんなきゃなの!?」と、自分でも驚くほど大きい声を出してしまいました。

いつもなら折れて謝ってくる夫も、このときは余裕がなかったようで、言い返してきました。

しかし森田さんも、一度溢れ出た怒りの感情を止めることはできませんでした。

子どもたちの目の前で史上最大の夫婦喧嘩は続いてしまったのです……。

息子の涙を見た私は…

夫婦喧嘩はその後も続き、お互いがわれを忘れて怒鳴りつけてしまう展開に……。

すると、「やめてよっ!」と泣きながら息子が懇願してきました。自分のせいで、喧嘩をしていると思い込んで、必死になって喧嘩を止めようとしてくれていたのです。息子の涙を見て、森田さんは頭が冷えました。

そして子どもたちを寝かしつけた後、夫婦2人で話し合うことに。森田さんは自分が想像していたよりも、ワンオペ育児が大変だったこと、仕事との両立が難しいこと、子どもの命を守る責任に重いプレッシャーを感じていることなどを夫に打ち明けました。

すると、夫は「大丈夫って言っていたからわからなかった」と言って、森田さんに「ごめん」と謝りました。そして「実は単身赴任の生活がきつくて、今まで通りの生活をしているママがうらやましかったのかもしれない」と、心に抱えていたものを森田さんに話してくれました。

◇ ◇ ◇

森田さんは、旦那さんと喧嘩をしたとき、「頭に血が上る」とはこのことだと身を持って感じたのだとか。そして、子どもの前でけんかをしてしまったことを大反省したようです。みなさんは、ついつい旦那さんと言い合いになり、子どもの前でけんかをしてしまった、ということはありますか? あるいは、喧嘩しそうになったとき、どんな風に対応していますか?


著者:マンガ家・イラストレーター 森田家

5歳差の息子と娘を育てている、マンガとアニメと猫が大好きなワーママです。育児の大変さを笑いに変換し、マンガを描いています。

ベビーカレンダー編集部

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