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シンプルなのに絶品!きゅうりを主役に変える、昆布のうま味【キューカンバーサンド】

  • 2022.11.21
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札幌で日高昆布の専門店「ナナクラ昆布」を営む、木村真依子(きむら・まいこ)さんが、料理の“引き出し”を増やす「昆布の活用レシピ」をご提案します!

きょうは、きゅうりを「昆布締め」するひと手間で主役級に!一晩おいてうま味を染みこませれば、当日はパンに挟むだけでOKの、簡単レシピです。

Sitakke

連載「おしゃ出汁女子の昆布の引き出し」

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こんにちは!芸術の秋、読書の秋ですね。最近読んだ本の中に、こんなお料理が登場しました。

きゅうりだけのサンドイッチ

きゅうりだけのサンドイッチって何?!と思いましたが、ちゃんとレシピとして存在するんですね。知りませんでした^^;

作中ではあまりにも美味しそうに表現されていましたので、ナナクラ昆布流にアレンジして作ってみました❣️

【昆布の風味がたっぷりキューカンバーサンド】

Sitakke
【材料(1食分)】

・前日の下ごしらえで使うもの
きゅうり 2本〜3本
塩 適量
昆布 2枚
白ワイン 適量

・食べる当日に使うもの
角食 2枚
マヨネーズ 適量

【作り方(前日の下ごしらえ)】

先に昆布をカットし、バットに並べて白ワインに漬けておきます。

Sitakke

きゅうりを細切りに。

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すべて細切りにしたら、きゅうりに塩を適量ふりかけて、かるくなじませます。

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10分ほどしてきゅうりがしんなりしてきたら、さらしなどに包んで水気を切ります。

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このときに、渾身の力でできる限り水を切るのがおすすめです!完成したときのおいしさに影響します。

昆布が十分やわらかくなった頃なので、水気を切ったきゅうりを昆布締めしていきます。

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昆布に敷き詰めたら、さらに昆布を重ねてきゅうりを敷いていきます。これをくりかえします。

いつもの昆布締め同様、ラップに包んで空気を抜いて一晩置きます。

【作り方(食べる当日)】
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一晩置いたものがこちら。

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昆布の風味が抜群なのと、さらに白ワインの香りのおかげで洋風に仕上がっています。

角食にマヨネーズを薄く塗り、きゅうりを敷いていきます。

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できるだけたくさん乗せるのがポイントです。

角食を重ねて、切ってみましょう。

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色鮮やかに仕上がりました!

Sitakke
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工程としては説明するまでもないとてもシンプルなサンドイッチですが、きゅうりの水気のきり具合がポイントだったり、なかなか奥が深いサンドイッチです。

昆布締めしたおかげでより味わい深く仕上がりました!

騙されたと思って、みなさんぜひお試しください!

連載「おしゃ出汁女子の昆布の引き出し」

文:木村真依子
新ひだか町出身、昆布漁師の孫。おしゃれとして暮らしに出汁(だし)を取り入れる「おしゃ出汁女子(おしゃだしじょし)」を増やすべく、「おしゃれなひとはだしをとる」というキャッチコピーで、日高昆布のオンライン販売や、お出汁講座を実施

*ナナクラ昆布*
・札幌市中央区南19条西14丁目2-23
第6サイトウビル1F
・TEL 050-5328-1394
・お出汁講座:リクエスト開催や、イベントなど出張での開催も相談可

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