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【下北沢】あらゆる発酵食品&情報が揃う「発酵デパートメント」ランチ・お酒・発酵おつまみも楽しくイートイン♪

  • 2022.11.20
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個性的な“個店”を尊重しながら、魅力ある街づくりが引き続き進められている下北沢ですが、線路跡地の商業施設“ボーナストラック”にある「発酵デパートメント」もこだわり具合がずば抜けた個店の一つです。

すぐ横の通りは人気沸騰中のフジテレビ系ドラマ「サイレント」のロケ地にもなっているので、外観を目にした方もいるかもしれませんね。

出典:リビング東京Web
出典:リビング東京Web

フジテレビ系ドラマ「サイレント」のロケ地です!想が奈々との待ち合わせに向かっていたシーンかと

「世界の発酵みんな集まれ!」が合言葉

下北沢駅から世田谷代田駅の間の元線路上に展開されている商業施設「BONUS TRACK(ボーナストラック)」。植栽を楽しみながら散歩できるエリアには保育施設や温泉旅館もあります。周りの個店でテイクアウトしたメニューは、テーブル&チェアが配置された中庭で楽しむことができます。車道と隣接していないこともお子様連れには安心かもしれません。

出典:リビング東京Web

そんな個性派揃いの個店集合エリア「ボーナストラック」の中でもひときわ異彩を放っているのが、「発酵デパートメント」。入店と同時に目につくのは発酵調味料の種類の多さ。醤油だけでも全国各地の味も製造工程も異なる商品が集結。勉強なしには選べないほどです。

出典:リビング東京Web

商品について説明中の発酵デザイナー小倉ヒラクさん

今回は、あの発酵デザイナーの小倉ヒラクさんに醤油について簡単に説明していただきましたが、濃口再仕込み醤油、白醤油、たまり醤油、九州醤油、北陸醤油、片口ワシの魚醤、イカの内臓の魚醤、フナの魚醤など…、ある程度の知識はあっても、地域に根付いた醤油がこれほど存在していることは驚きです。

出典:リビング東京Web

酢やみりんも同様。目からウロコの品揃えです。発酵デザイナー小倉ヒラクさんが“楽しく“(←ここ重要)こだわり抜いた日本各地の発酵食品&オリジナル商品と出会えるココだけの場所(Webショップもある)。

ディープに発酵を学べる展示コーナーなどもあり、仕込みやテイスティングのワークショップもあります。すべての発酵食品の発信拠点とも言えそうですね。

出典:リビング東京Web

和のものだけじゃないんです

出典:リビング東京Web

気になるものいろいろ「バタバタ茶」作ってみたい!

様々な土地の日本酒や発酵ランチもイートインできる

奥のイートインスペースは、ランチや各地の日本酒と発酵メニューのペアリングなども楽しめる発酵基地。壁側にずらっと並ぶ冷蔵庫の中には全国各地の日本酒がずらりと並んでいます。銘柄を見るだけでウキウキしてしまう人も多いのでは?

出典:リビング東京Web
出典:リビング東京Web

ちょうどお昼時だったのでランチをいただきました。イートインスペースは提灯が下がっていてお祭り気分です。選んだメニューは見たことも聞いたこともない(ごめんなさい)「ごど丼」(味噌汁付きで1,200円)。青森県十和田周辺で食べられている郷土料理なのだとか。

出典:リビング東京Web

納豆に麹を混ぜてさらに発酵させたものが“ごど“。納豆ほど粘りもクセもなく食べやすいかも? 一緒に添えられている根菜の甘酢漬けは、酸味が尖っていないまろやかな味わいです。店舗で販売されている「三五八」(塩麹に似た?)で調味された鶏ひき肉も旨味がジュワッと。温泉卵を絡めながらあっという間に完食です♪

出典:リビング東京Web

お味噌汁の具の中には「すんき」という珍しい漬物が。赤カブの茎を塩ではなく植物性乳酸菌で発酵させて作るのだとか。ドリンクは「碁石茶」を選びました。高知県大豊町の後発酵茶で、中国の塾茶のように発酵させたあと、乳酸菌に漬け込んで二段発酵させるのだとか。ほのかな酸味も感じられて、ごど丼に合いました。

出典:リビング東京Web

他にも「発酵ハムカツドッグ」のテイクアウトや、熟されアイスクリーム「ミルクこぼれ梅」など興味深いものばかり。

小倉ヒラク氏プロデュース“発酵イベント”も発信中

「発酵デパートメント」は、発酵デザイナー小倉ヒラク氏の発酵食品全ての発信基地ということで、各地でイベントも開催中でそんな紹介もされています。現在は多くの面白い発酵食品があるという北陸に特化した巡回展「発酵ツーリズム にっぽん/ほくりく」を福井県あわら市の「金津創作の森美術館アートコア」で開催中だそう。

出典:リビング東京Web

「展覧会にチェックインして発酵視点の旅に出よう!」という趣旨で、石川県・富山県・福井県にもサテライト会場を開設し、土地の発酵文化やそこでしか体験できない発酵食品の販売や旅行会社と企画したスペシャルツアーなどが用意されているそうです。例えば“玄米から炊き出す釜戸ごはんづくりとへしこ満喫!発酵漁師めし日帰り旅”など。

出典:リビング東京Web

様々なイベントも

現地では町おこし的な歓迎ムードの中、学校の総合学習の場としての需要もあり、近所の方々のスーパーにもなってしまっているそうですよ。

出典:リビング東京Web

夜もなかなか風情があります

久々に行ってみるとその変化に驚いてしまう下北沢ですが、個性あふれる個店にスポットが当てられているところは以前のままです。ランチや飲み会、「サイレント」ロケ地巡りの際には、そんな興味深い店舗にも注目してみると面白いかと。世田谷代田駅から下北沢へ向かう途中にある「発酵デパートメント」にもぜひ立ち寄ってみて♪

発酵デパートメント(はっこうでぱーとめんと) 住所:東京都世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK内 アクセス:下北沢駅から徒歩4分 営業時間: <物販> 月〜日 11:30〜18:00 <飲食> 月〜木(水曜定休)11:30〜15:00(L.O.14:30)ディナー休業 金曜11:30〜15:00(L.O.14:30)17:00〜20:30(L.O.20:00) 土日祝11:30〜18:00(L.O.17:30) ※イベントなどにより営業時間や休業日が変更になることもあるので、最新情報はSNS等でご確認願います 公式HP:https://hakko-department.com

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