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【韓国時代劇の三大世子】最高キャラとして登場した世子を選べば「この3人!」

  • 2022.11.20

韓国時代劇には世子(セジャ)がよく登場する。世子といえば、国王の正式な後継者となる皇太子のことであり、朝鮮王朝でも国王に次ぐナンバー2として重責を担っている。

その世子として時代劇を盛り上げた3人を挙げれば、『100日の郎君様』のイ・ユル、『雲が描いた月明り』のイ・ヨン、『赤い袖先』のイ・サン。今回はこの3人にスポットを当ててみよう。

なお、みんな姓が同じなのは、朝鮮王朝の国王となったのが李(イ)という一族だったからである。

ド・ギョンスが演じた『100日の郎君様』のイ・ユル

写真=tvN『100日の郎君様』ポスター

このドラマは史実に基づいていない創作であり、イ・ユルは架空の人物だ。ド・ギョンスが扮したイ・ユルは、序盤に「不機嫌な世子」として登場し、暗殺の危機で記憶喪失になってからは農民に変身したが、後半には王宮に戻って悪徳高官と対決した。ド・ギョンスは二つの人物像を多彩に演じたが、世子として見せた凛々しい姿が圧巻だった。

パク・ボゴムが演じた『雲が描いた月明り』のイ・ヨン

写真=KBS『雲が描いた月明り』ポスター

イ・ヨンは23代王・純祖(スンジョ)の長男であり、歴史的には孝明(ヒョミョン)世子と呼ばれた。国王になれば絶対に名君だと評されたほどの逸材だったが、1830年に21歳で早世してしまった。この悲劇の世子を甦らせたのが『雲が描いた月明り』であった。 パク・ボゴムが「ツンデレ世子」を爽やかに演じ、韓国で孝明世子の名声を高めた。とにかく、王族としての韓服と冠も本当に似合っていた。

イ・ジュノが演じた『赤い袖先』のイ・サン

写真提供=MBC

イ・サンは朝鮮王朝後期の名君として名高い22代王・正祖(チョンジョ)のこと。ドラマや映画で数多く描かれてきたが、最近のドラマでは「史上最高レベルの時代劇」と評判が良かったのが『赤い袖先』であり、イ・サンが世子としても非常に理知的な姿を見せてくれた。
演じたのはイ・ジュノであり、彼は百想芸術大賞・テレビ部門で男優最優秀演技賞を受賞するほど演技力を高く評価された。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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