いつも自然体で素敵な人が無意識にやっている「Ｄ・０・Ｕ・Ｚ」とは？

職場や学校では、つい緊張して全身がこわばってしまう。リラックスして自然体でいられたら......。

そんな方におすすめの本が、2022年11月15日発売の『すごい自然体に読むだけでなれる4コママンガ』（飛鳥新社）だ。

本書では、理学療法士の大橋しんさんが、自然体で過ごすための方法を伝授していく。キーワードは、「Ｄ・０・Ｕ・Ｚ」。頭はＤ(ディー)、腕と肩は０(ゼロ)、骨盤はＵ(ユー)、下半身はＺ（ゼット)だ。

例えば、頭の形はＯ（オー）ではなく、Ｄ（ディー）を意識しよう。どういうことかと言うと......？

普段、ボウリング玉（＝Ｏ）と同じ重さの頭を支えていると考えるとずっしり重たく感じるが、頭は「上半分（Ｄを横にした形）」で、背骨の上にふわっと乗っているとイメージすれば、軽く感じる。

本書では、姿勢を整えることで深層心理に働きかけ、自然体の状態にしていく。緊張がほぐれると、「人生しんどい」がなくなるはずだ。

いつも自然体で素敵なあの人は、意識せずに「Ｄ・０・Ｕ・Ｚ」を実践しているのかも。鬱屈とした気分のときは、まずは一呼吸おいて姿勢を整えてみよう。案外、体がほぐれて気分も変わるかもしれない。「Ｄ・０・Ｕ・Ｚ」を身につけて、ポジティブな自分をめざそう。

■大橋しんさんプロフィール
おおはし・しん／理学療法士、アレクサンダー・テクニーク国際認定教師。（株）フローエシックス代表取締役。ドイツでチェロの修業中にアレクサンダー・テクニークを知り、帰国後に理学療法士とアレクサンダー国際認定教師の資格を取得。救急病院、整形外科クリニック勤務を経て2020年に独立し、リハビリと太極拳を中心としたスタジオを開設。著書に『魔法のフレーズをとなえるだけで姿勢がよくなるすごい本』（飛鳥新社）がある。