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詐欺ビジネスへの支払いギリギリで溶けた洗脳!そのきっかけは「言葉への違和感」

  • 2022.11.19

詐欺犯罪のニュースは絶えることがありませんね。「私はひっかからない」と思っていても、実際に話をするとその気になってしまうことも…。この記事では山吹いろ(@yamabuki___iro)さんが言葉巧みに操られ、お金を支払うギリギリのところで回避できた話を紹介します。もしものときに備えて、この漫画を通じて詐欺の手口を知っておいてくださいね。

仕事を始めるための資金支払日に子どもが熱を出した

ある日パート先の突然の閉店で、仕事を失ってしまった山吹いろさん。自分の都合の良い時間にできるというビジネスへの求人を見つけ話を聞くと、1回で150万円稼げるけれど初期費用として300万円が必要と言われます。

しかし「絶対に稼げる」と言われ、3階の面談を受けると即日合格。ビジネス資金を準備しますが、支払い当日に子どもが熱を出してしまうのです。

「ギリギリお金に困っていそうな子持ちの主婦」が「狙い目」?

資金の写真を送ればしばらく待てると言われてその通りにしますが、「稼げるか不安」という山吹さんに対して、「ギリギリお金に困っていそうな人が狙い目」「子どもがいる主婦」という女性。

山吹さんの立場であれば、「それ、私のこと…?」と思ってしまいますよね。さらに何回も連絡がきて山吹さんは相手の「必死さ」を感じ違和感を覚え始めました。

検索でたどりついたのは「詐欺ビジネス被害者掲示板」

考えるほど強い違和感を抱き始めた山吹さんがネットで検索すると…「詐欺ビジネス被害者掲示板」にたどりつきます。しかもそこには、面談で出会った3人の名前が記載されていたのです。

熱を出した子どもが、本当にギリギリで山吹さんを救ってくれる結果となったのですね。普段なら「おかしいな」と気づけることでも、状況によっては気づけないこともあるのかもしれません。

高額な支払いが必要であったり、現実味がなかったりする話には十分に警戒したいものですね。今回の話が気になる方は、本編も読んでみてくださいね。

もうけ話には気を付けて

国民生活センターによると「もうけ話を人に紹介すれば紹介料が入る」と言って投資やセミナーを勧誘し、入会金を支払わせるなど、実態不明なマルチ商法に関する相談が寄せられているといいます。

同センターはトラブルにあわないため、以下の点で注意喚起をしています。

あとで解約すればよいと思って契約しても、解約や返金の交渉が難しいケースが多くみられます。以下の点に注意しましょう。

実態や仕組みがわからない「モノなしマルチ」は契約しない。
友達や知り合いから勧誘されても、きっぱりと断る。
安易にクレジットカードでの高額決済や借金をしない。
お困りの際にはお近くの消費生活センター等(消費者ホットライン188)にご相談ください

実態のわからないビジネスの話には要注意。気になることがあれば消費者ホットラインなどの専門窓口に相談をしましょう。

お金が必要な人の気持ちにつけこむビジネスは存在します。だまされないように十分注意して生活したいですね。

著者:シンクアフェーズ

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