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旨味たっぷり【キーマカレー10選】基本の作り方から本格派、簡単アレンジレシピまで

  • 2022.11.19

インド発祥のキーマカレー(※)。「キーマ」とはヒンディー語・ウルドゥー語で「細かいもの」という意味で、細かく刻んだ野菜やひき肉を使うのが主流です。

ひとくちにキーマカレーといっても、肉の種類や合わせる野菜、調味料によって、さまざまな味わいを楽しめます。この記事では、キーマカレーの基本レシピのほか、アレンジレシピ【10選】をご紹介します。

※よく似た言葉に「ドライカレー」がありますが、これは汁気のほとんどないカレーのことを言います。

■キーマカレーの基本の作り方

キーマカレー

【材料】(2人分)

豚ひき肉 200g

鶏ひき肉 100g

玉ネギ 1/2個

水 大さじ 1

ニンニク 1片

ショウガ 1/2片

サラダ油 大さじ 1

トマト(小) 1個

カレー粉 大さじ 1~2

塩 適量

水 100ml

アーモンド 7~8粒

パクチー(香菜)(刻み) 適量

【下準備】

1、玉ネギは粗いみじん切りにして耐熱容器に入れ、水大さじ1を入れ、ラップをふんわりかけて電子レンジで5分加熱する。

2、ニンニクとショウガは細かいみじん切りにする。トマトはヘタをくり抜き、粗く刻む。アーモンドは粗く刻む。

【作り方】

1、フライパンにニンニク、ショウガ、サラダ油を入れ、中火にかける。

2、香りがたったら玉ネギを蒸し汁ごと加えて炒め合わせる。水分が飛び、薄い茶色に色づくまで炒める。

3、トマトを加えて炒め合わせ、トマトの水気が飛んだらカレー粉と塩を加えて炒め合わせる。

4、豚ひき肉、鶏ひき肉、水100ml(2人分)を加えて強火にし、ひき肉をほぐしながら火を通す。煮たったら中火にして水分がなくなるまで煮る。

5、分量外の塩で味を調えて器に盛り、アーモンドと香菜を散らす。

【このレシピのポイント・コツ】

電子レンジは600Wを使用しています。

■本格派キーマカレーやアレンジレシピ10選

数種類のスパイスを使った本格派レシピから、市販のカレールウを使ったお手軽レシピまで豊富なラインナップでご紹介します。

・トマト缶でキーマカレー

市販のカレールウとトマト缶を使えば、お店のような本格的な味わいのキーマカレーが簡単に作れます。味が決まりやすく、失敗しにくいです。ショウガやニンニクなどの香味野菜、クミンシードをプラスすることで、素材の旨味が引き出され、香り高く仕上がります。

・野菜キーマカレー

細かく刻んだ野菜をたっぷり入れ、栄養満点です。市販のルウとトマトジュースで手軽に作れ、トマトジュースに旨味がしっかり凝縮されているので、短時間でコクのある味わいに。野菜は食感を楽しむために、煮込みすぎないようにするのがポイントです。

・夏野菜キーマカレー

煮込まずにフライパンひとつで手軽に作れ、暑い夏にぜひとも食べてほしい一品。ナス・ズッキーニ・ゴーヤ・トウモロコシ・プチトマト・オクラと、カラフルな野菜をたっぷり使っています。彩りが映えるように盛り付ければ、オシャレなカフェ風に。おもてなしにもピッタリです。

・トマトキーマカレー

スパイシーなキーマカレーも、生トマトを使うことで酸味が効いて、まろやかな味わいになります。トマトからたっぷり水分が出るため、無水で調理でき、素材の旨味が凝縮されて美味。煮込まずに炒めるだけで完成して手間いらずです。隠し味に「味噌」を少し足すと、グッとコクが増します。

・ほうれん草キーマカレー

インドでは、青菜を使った緑色のカレー「サグカレー」のように、ほうれん草を使うのは定番です。こちらはスパイスから作る本格カレーですが、ペースト状にしたほうれん草を使用することで、まろやかな仕上がりになります。ペーストはブレンダーやフードプロセッサーを使って作ると楽チンです。

・サバ缶とごろっと卵のキーマカレー

ひき肉がなくても、保存用にストックしているサバ缶があれば、美味しいキーマカレーが作れますよ。サバ缶は汁ごと加えているため、旨味たっぷりです。細かくほぐすと味がなじみやすくなります。魚や野菜をたっぷり食べられるので、子どもにもおすすめです。

・キーマカレー焼きそば

キーマカレーは焼きそばにからめて食べても美味しいですよ。余ったキーマカレーのリメイクにも。こちらのレシピはなんと包丁や火を使わず、電子レンジでキーマカレーが完成! パパッと作りたいときに便利です。野菜をすりおろした、素材の水分で作っているため、時短ながらも旨味たっぷりです。

・豆腐のキーマカレー

ひき肉の代わりに、木綿豆腐を使ってヘルシーに。豆腐は水切りしてしっかりと食感を出すのがコツです。そぼろ状に仕上がって肉らしさアリ! あっさりした口当たりですが、スパイスや香味野菜が効いているので、食欲をそそられますよ。子どもが食べる場合はカレー粉の量を調整してみてください。

・お煮しめで作るキーマカレー

お煮しめを刻んで作るアレンジレシピです。すでに野菜に味がしみ込んでいるため、短時間で和風仕立ての奥深い味わいに。炒めた玉ネギをプラスすることで、甘みが増し、スパイシーさを引き立てます。お正月のおせちなどでお煮しめが残っている際は、ぜひ一度お試しください。

・ナスの中華風キーマカレー

カレー粉にナンプラー、オイスターソース、中華スープの素などを組み合わせて中華風に。煮込まずにサッとで出来上がります。ナスやピーマンなどの野菜は素揚げしているので、見た目も色鮮やか。炒めるのが難しいナスも、最後に混ぜ合わせるだけでOKです。

水分が少ないキーマカレーはご飯はもちろん、ナンと合わせて食べるのもおすすめです。とろけるチーズや温泉卵などをトッピングすれば、スパイシーなカレールーにマッチして絶品ですよ。今回ご紹介したレシピを参考に、ぜひお気に入りのアレンジを見つけてみてくださいね。

(川原あやか)

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