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「れんこん」100g分のカロリーは、お茶碗に何杯分のご飯と同じ?!~ダイエットに役立つ栄養クイズ~

  • 2022.11.18

炒めたらシャキシャキ、煮るとほくほく。さまざまな食感が味わえる「れんこん」は、年齢を問わず大人気の食材のひとつではないでしょうか。と、同時に、糖質が高めの野菜と言われて敬遠されることも…。“ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは「れんこん」。カロリーや栄養のことを正しく知って、「れんこん」を今まで以上においしく味わいましょう!

問題1 「れんこん」100gのカロリーを、ご飯に換算すると、どのくらいの量になると思う?(ご飯100gのカロリーは約150g=156kcal)

□42g
□84g
□110g
□134g

 

 

「42g」です

れんこん100g=66kcal、白米のご飯は100g=156kcal。「ご飯42g=66kcal」が正解です。お茶碗1杯分のご飯の量は約150gですので、れんこん100gを食べた場合のカロリーは、ご飯茶碗で言うと約1/3杯分になります。れんこんはデンプン質もあるので、糖質を気にしている方は敬遠しがちかと思いますが、数値で見ると高カロリーなものではないことがわかります。少し安心できるのではないでしょうか。

 

問題2 「れんこん」にはビタミンも含まれています。特に豊富に含まれているビタミンは、次のうちどれ?

□ビタミンD
□ビタミンB2
□ビタミンB12
□ビタミンC

 

 

「ビタミンC」です

れんこんのビタミンCは100g当たり48mg。これはレモン1個分(40g)と同じくらいのビタミンC量です(レモンのビタミンCは100g=100mg)。ビタミンCは、肌の新陳代謝を促し、血行をよくしてくれて、肌荒れを防ぐ効果などが期待できます。これから乾燥してくる時期ですので、れんこんは、肌におすすめの野菜のひとつです。

 

問題3 れんこんを切ったときに、切り口が変色するのは、何の働きによるもの?

□糖質
□アミノ酸
□ポリフェノール
□鉄分

 

 

「ポリフェノール」です

れんこんを切ると、切り口が黒っぽく変色していくのを感じた方もいると思います。これは、ポリフェノールの一種である「タンニン」によるものです。アクの成分にもなりますが、タンニンには、せき止め効果があると言われています。皮つきのまますりおろしたれんこんに、しょうが汁を加えて温め、くず湯のように飲むと、のどにとってもいいですよ。

 

問題4 問題3の変色を防ぐため、ゆでるときに、ゆで湯に入れるとキレイに仕上げるものは、次のうちどれ?

□サラダ油
□塩
□砂糖
□酢

 

 

「酢」です

れんこんを切ったときに切り口が変色するのを防ぐためには、酢水に入れます。ゆでるときも、ゆで湯に酢を少々加えることで、ゆで上がりがキレイになります。酢は色だけでなく、食感にも関係があり、キンピラにする場合なども酢を少量加えると、シャキシャキとした食感が楽しめます。煮物などにしてホクホクした食感を楽しみたいときには、酢にさらさず直接使用するほうがホクホク食感が楽しめます。

 

問題5 「れんこん」は、おせち料理に利用されることの多い野菜です。どのような意味があると思う?

□子孫繁栄
□将来の見通しがよい
□魔よけ・邪気払い
□長寿でいられるように

 

 

「将来の見通しがよい」という意味です

おせち料理のれんこんは、「酢ばす」や「煮もの」などで登場してくることが多いです。穴が空いていることから、「将来の見通しがよい」とされていて、縁起物の野菜です。「子孫繁栄」には「数の子」、長寿への願いには、「腰が曲がるまで長寿でいられますように」と、「つ」の字に曲げた「えび」、「魔除け・邪気払い」には黒い色は邪悪な物を払える、豆に働くという意味から「黒豆」が使われます。おせち料理には、それぞれ意味がありますので、大事にいただきたいですね。

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