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「…しなければよかった」結婚式翌日に後悔。散らかった部屋が引き金に!?

  • 2023.4.9

私と彼は結婚前に約10年の交際期間があり、そのほとんどの期間、同棲をしていました。「同棲していたら結婚してもしなくてもあまり変わらないよね」という話になった私たちでしたが、メリハリをつけるために10年目の記念日にやっと籍を入れたのです。しかし、後にこんなに長く同棲しなければよかったと後悔することに……!?

付き合って半年で同棲…そこから10年

彼と同棲をする前、彼は週末、私の住むアパートまで車で45分もかけて通ってくれていました。しかし、それが面倒になったのか、彼から「一緒に住もう」という提案が。付き合い始めてまだ半年ほどだったため、「同棲はまだ早いかな……」という気持ちがありましたが、彼になかば押し切られるようなかたちで同棲することに!

同棲を始めてすぐのころは、食の好みや生活スタイルがまるで違い、私たちは喧嘩ばかりしていました。それでもお互いに折り合いをつけて解決し、気がつけば付き合って10年という月日が経過していました。そして、10年という節目で私たちは入籍し、結婚式を挙げることにしたのです。

結婚後の新婚感はゼロ

ようやくプロポーズされたことがうれしくて、結婚式の準備をしているとき、私は有頂天でした。結婚式当日は、家族や友だちに祝福されて、とてもすてきな式に。

しかし、結婚式が終わった次の日、自宅に帰ると目の前に広がっていたのは「ものが散乱して散らかった部屋」。「そうだ、彼は片付けられない人だった……」と幸せだった気持ちが消え、私は一気に現実に引き戻されてしまいました。

せめて掃除くらいしておけばよかった……と後悔したのを覚えています。おそらく、そのときの私は結婚式で気持ちが高まりすぎていたところに、一気に現実を見たことで、どこか「燃え尽き症候群」のようになってしまったのだと思います。

それでも理想のプロセスがあった

なぜ燃え尽き症候群になってしまったのか、部屋が汚くて現実に戻されたこともありますが、10年の交際期間で「結婚」に対しての憧れが強くなりすぎて「プロポーズ・入籍・結婚式」という3つが私の中で「結婚のゴール」になっていたことも一因だったと思います。

結婚式の後のことなんてまったく考えていなかった私は、すっかり脱力してしまいました。また、「結婚したら子どもがほしい」という思いを交際中から今もずっと抱いていますが、まだ子どもを授かることはなく、私は32歳になりました。周囲では2人目の子どもを生んでいる友だちもいて、気持ちばかりが焦っています。

結婚前に同棲をしたことで、彼の性格や価値観を知ることができました。しかし、長く同棲していたことで、自分の中で「結婚」への憧れが大きくなりすぎてしまっていたのだとも感じました。結婚式という自分の中の「結婚のゴール」を迎えたことで、どこか現実とのギャップも大きくなってしまった。長く同棲していたことを、今では少し後悔しています。

著者/池森りえ
イラスト/ののぱ

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ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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