「なんでアンタだけ妊娠してんのよ！！」不妊治療の末、無事に妊娠。友人に伝えると、暴言の嵐！！その内容とは？

不妊治療は終わるタイミングが難しいと聞きます。ゴール設定されていないものを続けるというのは、他の事においても難しいことでしょう。
そんな長い不妊治療を経験したR子さん。そんな彼女が体験したショッキングなお話をご紹介します。

長い長い不妊治療。戦友がいるから何度も立ち上がれたが…

R子さんは30代後半で結婚、お互い子どもは欲しい！と急いで不妊治療を始めたが、なかなか上手くいかず。気が付くともう40歳を過ぎ、不妊治療を始めて5年が経っていた。
メンタルはズタボロだったが、同じような境遇の友人H美と励まし合い頑張ってきた。彼女は共に涙を流してきた戦友だった。
しかしR子さんのメンタルはもう限界まできていて…

「もう、不妊治療辞めよう…。」

夫とも話し合い、最後の凍結受精卵に全ての希望を託すことに。するとー…。

無事妊娠！（泣）嬉しいより、不安がいっぱい…

なんと無事妊娠！！しかし何度も流産を経験していたので、嬉しさよりも不安が勝ってしまう…。そのまま安心して眠れない日々が続いたが、お腹の中で着々と成長していく我が子に何度も涙が溢れたー…。
安定期を過ぎるまでは誰にも話さないでおこう。そう決めていたが、ある日H美から連絡が。

「最近どう？私はまたリセット。もう飲みに行かない？(笑)」

H美にどのタイミングで伝えるべきか悩んでいたが、彼女は共に駆け抜けた戦友。複雑な思いはあるだろうが喜んでくれるはず…。意を決して妊娠を伝えることに。

「実は…。最後にしようと思ってた不妊治療で、妊娠出来たんだ…！」

すると、彼女からの返信はとんでもないものだった…。

まさかの「裏切り！」発言に大ショック。

「嘘でしょ？悪いけど喜べないわ。私の気持ちも考えてよ！！」
「なんでＲ子だけ？裏切られたわ！！」

妊娠を喜んでくれるどころか、恨みつらみの暴言を吐かれてしまったのだ…。これには大ショックを受けたR子さん、帰宅した夫に泣きつくと「ストレスにもなるから、もう連絡は控えたほうが…」
分かってはいるが、それでもH美は一緒に苦楽を共にしてきた仲間だった。もし先にH美が妊娠していても、彼女の苦労は人一倍知っているつもりだし、自分は辛くてもおめでとうと言えるのに…。

複雑な思いを抱えたまま、そのまま二人は疎遠となってしまうことに…。

まとめ

喜びたいけど、喜べない。様々な葛藤の中で戦っているのだと思います。こればかりは当の本人達にしか分かりませんが、相当過酷なもののはず…。
どうか子を望む人たちが、その手に抱ける日が訪れますようにー…。

ftnコラムニスト：Yukky111