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南野の元同僚ファン・ヒチャン激白「ベント監督との4年間を検証する機会だ」

  • 2022.11.18
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「4年前とはずいぶん違う。僕も成長した」

ファン・ヒチャン(26、ウォルヴァーハンプトン)は11月17日午前(現地時間)、カタールW杯に出場する覚悟を明らかにした。

ただ、ファン・ヒチャンは太ももに痛みがあり、チームトレーニングを完全にこなせてはいない。

とはいえ深刻な負傷ではない。グループリーグ第1戦まで1週間が残っており、回復に大きな問題はない見通しだ。ファン・ヒチャンは「2週間前くらいからハムストリングに痛みを感じて不便だった。今は治療を受けてだいぶ良くなった。近いうちにチーム練習に合流できる」と話した。

ファン・ヒチャンは1996年生まれだが、キム・ミンジェ(ナポリ)、ナ・サンホ(FCソウル)、ファン・インボム(オリンピアコス)らも同い年だ。 

「ベント監督との4年間を検証する機会だ」

彼らは代表チーム内の雰囲気を主導する役割まで担っている。ファン・ヒチャンも語る。

「自分が“ムードメーカー”だとは思わない。けれど、僕たちがちょうど中間の世代だ。後輩たちには気楽にしようと努力中だ。いつも明るく過ごしながら、ピッチの内外で前向きな姿を見せようとしている」

韓国代表がグループリーグで対戦するウルグアイ、ポルトガルには世界的な選手が多いが、ファン・ヒチャンは語る。 

「相手チームに良い選手がいるのは誰もがよく知っていること。韓国代表チームにも優れた能力を備えた選手が多い。十分に創意的な姿を見せることができるだろう。強いチームと対戦するからといって守備的なことに気を使うより、僕たちがやってきた通りにすることが重要だと思う。W杯でゴールを多く入れることができればいいが、誰がゴールを入れるかよりもチームとして失点せずに、得点することがもっと重要だと思う」

ファン・ヒチャン

ファン・ヒチャンにとってカタール大会は2度目のW杯だ。

4年前の2018年ロシア大会ではドイツ(2-0勝)に勝利したが、1勝2敗でグループリーグ敗退に終わった。

「4年前にもW杯を経験したが、とても緊張した。今回は感じがかなり違う。4年という時間の間、多くのチーム、監督、選手たちと試合をして経験を積みながら、自らも大きく発展したと思う。初めてW杯に出場する選手たちにも役に立とうと思う」

そして最後にこんな抱負を口にするファン・ヒチャンだった。

「4年という時間をベント監督と共にした。今の韓国代表は4年前から一緒にやってきた選手が多い。チームとしてしっかりしてきたと思う。後悔なく試合をして、4年という時間を検証する機会になればと思う」

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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