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水のトラブルに!排水溝に流してはいけないもの&トイレ詰まりのNG行動まとめ

  • 2022.11.17
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トイレやお風呂、キッチンなど、家の水回りを正しく使えていますか?今回は、排水溝の詰まりや故障の原因にもなるものや、トイレが詰まったときにやってはいけないことなど、水のトラブルに関する豆知識をまとめました。

■排水溝に絶対流してはいけないもの5つ

キッチンや洗面所・バスルームなどの水回りの排水口。何でも流してしまえば勝手になくなってくれると思っていませんか?実は、排水口に流してしまうと詰まりや故障の原因になるモノもあるので注意しなければなりません。排水口に絶対に流してはいけないモノを5つ紹介します。

●ティッシュやタバコの吸い殻など水に溶けないもの

ティッシュや生理用品、タバコの吸い殻などは、水分は吸収しても水に溶けることはありません。

トイレで「トイレットペーパー以外は流さないでください」と注意喚起されているのは、排水管で詰まってしまう可能性があるからです。

いずれも「燃えるゴミ」としてゴミ箱に捨てましょう。

●髪の毛

バスルームや洗面所の排水口に溜まりやすいのが髪の毛です。ヘアキャッチャーを使っていても多少は流れてしまいます。

キャッチャーの髪はこまめに取り除き、髪の毛をとかして落ちた髪はゴミ箱に捨てるなどして、なるべく排水口に流れ込まないようにしましょう。

●使用済みの油

揚げ物などの料理で使った油をそのまま排水口に流してしまうのはNGです。廃油は時間がたつと固まっていき、詰まりの原因になります。

キッチンペーパーで吸い取ったり、廃油処理材を使ったりして「燃えるゴミ」として処分してください。

●野菜クズやコーヒー粉

野菜クズやコーヒー粉などの生ごみは水に溶けません。コーヒー粉は細かいので、つい流したくなってしまうかもしれませんが、下水処理できないものです。

イヤな臭いが発生しないよう水分を取り除き「燃えるゴミ」として捨てましょう。

また、コンポストを利用すれば、生ゴミは肥料として生まれ変わります。そういった環境に優しい処理方法もあります。

●ガム

ガムは不溶性ですから、排水口に流すのはNGです。吐き出して水で流したつもりでも、溶けずに排水口が詰まってしまいます。

歩いているときに道路の側溝に吐き捨てる人を見かけますが、そのような行為は絶対にやってはいけません。

■トイレが詰まったときにやってはいけないNG行為5つ

トイレが詰まると、いろいろなことを試したくなってしまいますよね。ですが間違った対応をすると、さらなる大惨事を招きかねません。トイレが詰まったときにやってはいけないNG行為を5つ紹介します。

●何度も水を流す

トイレ詰まりは「水を流せばなんとかなる!」と思っている人もいるかもしれませんが、何度も水を流していくうちに余計に詰まりがひどくなってしまうこともあります。何度も水を流すと逆効果になることがあるので要注意です。

●そのまま放置する

生理用品や紙おむつなど水を含むと膨張する性質のものを放置すると、詰まるだけでなく排水管を傷つけてしまう可能性があります。水に流してはいけないものはすぐに取り出しましょう。ただし、水に溶けるものは放置してもOKです。

●熱湯を注ぐ

便器は熱に弱い素材でできています。したがって詰まったからといって熱湯を注いでしまうと割れてしまうことも。どうしてもお湯を使いたい場合は、40~60度のぬるま湯なら流してもOKです。

●ラバーカップを誤用する

詰まりを解消するのに便利なラバーカップ(スッポン)は、正しく使わないと便座に傷をつけてしまいます。ゆっくり押して真空状態を作り、強く引っ張るのがコツ。強く押すのはNGです。

■家の設備は使用方法によって長持ちする

トイレやキッチンなどの水回りは、ちょっとした故障やトラブルでも、日常生活に支障をきたしてしまいますよね。NG行為を避け、正しく使うことで、より綺麗に長く使い続けることができるでしょう。普段の使い方に危険なところがないか、今一度見直してみてはいかがでしょうか。

文・fuelle編集部

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