「エッ！お義母さんには似てないですよ」何がなんでも自分の家系に似てると言いたい姑！毎回うるさい！

親族や友人の赤ちゃんに会うと、ついつい父親似か母親似か推測してしまいますよね！でもあまりに「○○に似てる！」と言いすぎてしまうと、赤ちゃんのママやパパを複雑な気持ちにさせることもあるので気をつけたいところです。
今回は軽はずみな発言で痛い目にあった姑のエピソードを、筆者の友人のC子に聞きました。

念願の初孫！テンションMAXな姑

C子は数年前に念願の第一子を出産しました。C子と夫は、もちろん大喜びですが、同じくらい喜んでいたのがC子の姑です。初孫ということもあり、それはもうすごいハイテンションで、よくC子たちの家にやってきては赤ちゃんを可愛がっていたそうです。

そんな姑のことを、内心C子は「ちょっと面倒くさいな……」なんて思っていたのですが、1番ムッとしていたのは姑が毎回繰り返す”ある発言”でした。

「息子に似てる」「嫁には似てない」と言われ続け……

姑は孫に会うたびに、「鼻が息子に似てる！」「笑うと右頬にえくぼができる！息子と一緒ね！」と、とにかくC子の夫に似ていると連発するのです。

最初は「そうですね～（笑）」と聞き流していたC子でしたが、調子に乗った姑はどんどんヒートアップしていき、「目元は私に似てるわ～！」「この耳の形！私の母方の叔母にそっくりね！」と、こじつけのように自分や自分の親族に「似てる」と繰り返すようになってきたため、さすがにC子も「私が生んだ子なのに……」と思い、イライラが募っていきました。

しかも、C子や夫が「でもここはC子に似てるよね」なんて言おうものなら姑はあからさまにムッとして、「え？！どこが？全然似てないわよ！」と全否定。どうしてもC子に似てるとは認めたくない様子。
姑のそんな態度は数年続きました。

数年後、幼稚園の参観日で制裁が！！

孫が幼稚園に通う頃になっても、相変わらずそんなことばっかり言っている姑。最近ではC子もだいぶ図太くなり、「あーあ、お義母さんがまた言ってるわ」程度にしか思わなくなっていました。

しかしそんなある日のこと、幼稚園で開催された祖父母参観で姑は思わぬ制裁を受けることになります。
嬉々として出かけた参観日当日、孫と同じクラスの子どもたちに「○○ちゃんとおばあちゃん、全然似てないね～！」と言われてしまったのです！
それだけでもショックなのに「○○ちゃんはママにそっくりだよね！」とまで言われる始末。しかも孫本人はそれを聞いて悲しむどころか「そうなの！ママと似てるんだ～♡」と嬉しそうな様子……。

幼稚園児に現実を突きつけられ、苦々しい思いをした姑でした。

まとめ

幼稚園児の子どもたちのほうがよっぽど現実が見えているということかもしれませんね！それに、子どもはママのことが大好き。「おばあちゃんに似てる」と言われるよりも「ママに似てる」と言われたほうが嬉しいに決まっています。

自分本位な思い込みで大切な孫からの信頼を失わないよう、この姑さんには気をつけてもらいたいところです。

ftnコラムニスト：藍沢ゆきの