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朝ドラ&月9出演中!【俳優・高杉真宙さん】が思う「年上女性」の魅力とは…?【いま彼】

  • 2022.11.16
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レディたちが気になる「彼」の本音に迫る『#いま彼を知りたい』。今回は、役者としてはもちろん最近はバラエティー番組でも活躍する高杉真宙さんのインタビュー後半をお届けします。

>>>インタビュー前半はこちらから!

ラブストーリーはやるのも見るのもいまだに恥ずかしい

ーー本人いわく「めちゃくちゃ面倒くさがり屋」。そんな高杉さんが俳優の仕事を10年以上、続けてきた理由はなんだろう?

出典: 美人百花.com

「この仕事も面倒くさいと言えば面倒くさいですよ。セリフを覚えなきゃいけないし、初対面の相手も多いですし。うまくいかないこともいっぱいあるけど、そういうところも引っくるめて面白い。お芝居ってスキルを身につけても、作品が変わるとそれを生かせないこともあるというか。監督や現場によって答えが違うので、自分がやってきたことでどうにかすることができない。基本受け身の職業なので、何年やっても絶対に不安が拭えないんですよ。だからこそうまくいったときの達成感はハンパない。しかも、それをみんなで作り上げていく感じがね、やっぱり楽しくてしょうがないんでしょうね」

――独立後初の映画主演を果たした「いつか、いつも……いつまでも。」も挑戦のひとつ。内容は偶然のいたずらでひとつ屋根の下で暮らすことになった主人公・俊英と、こじらせ女子の亜子(関水渚)を軸にした物語で、俊英は不器用なタイプなのだが、高杉さんはこういう役柄がよくハマる。頑固で融通の利かないキャラクターの裏にある、歯がゆさや危うさを実に愛らしく色っぽく演じるのだ。

「いやいや、難しかったですよ。8割ぐらい亜子を演じる関水さんとのシーンなので、これはもうお互いに話さなきゃだめだなと。いつもなら演技に関して共演者と相談することはないんだけど、今回は関水さんと話す環境を作って、それが結果的に良かった。俊英は最初、憧れの人とそっくりだった亜子が気になるけれど、中身を知って『理想と現実のギャップだ、詐欺だ』って言うんですね。でも、だんだんと亜子の自由な感じとかにひかれていく。そこに理由はないし、はたから見るとマジで不思議だけど、それを自然に見せられたのは関水さんといろいろ話せたからだと思います」

――ただ、いまだに「ラブストーリーは恥ずかしい」とのこと。役者歴12年なのに?

「何度やっても恥ずかしいですよ。だいたい演技すること自体恥ずかしいことですから、集中しないとできない。ちょっとでも気を抜いて人の目線が気になったら終わりです。いい加減慣れてもいいと思うんだけど、いまだに慣れなくて。毎回新人みたいな感覚でスタートするから、いくらやっても成長を感じられなくて悲しいです(笑)」

――いや、それは初心の緊張感やフレッシュ感を努力せず維持できる、むしろ才能では? そんな高杉さんの理想の役者像も気になるところ。

出典: 美人百花.com

「(美人百花9月号に掲載されている菅田将暉さんのインタビュー記事を見ながら)、菅田さんみたいに坊主が似合うカッコいい男。坊主頭の役がやりたいって10年間ぐらい言い続けているのに、全然オファーが来ないんですよね。僕自身、泥くさい人生を歩んできているので、戦争モノとか泥くさい坊主頭の役をぜひやりたいんですけど」

――「泥くさい」というワードと〝高杉真宙〞のイメージはまったくマッチしない。でも、話をしていると当初の印象がいい意味で崩れ〝泥くさい〞生身の側面が見えてくる。

この連載恒例の質問「高杉さんにとって美人とは?」、さらに「年上のアラサー女性の魅力は?」と聞くと、そこにも人間性をのぞかせる答えが。

「人の幸せで笑顔になれる人っていいですよね。それってある程度、自分も幸せじゃないと難しい。余裕がないと、なかなか人にやさしくなれないと思うんです。僕も例えば信号のない横断歩道で車が止まってくれたとき、いつもなら早く渡ってあげようって小走りするけど、それができないことがある。その瞬間、『ちょっと心がすさんでいるな』って気づいたりして……わかります?(笑)女性に対する見方もそういう心の在り方で変わってくる気がしていて。最近は年齢とかあんま関係ないなと思っています。年上の女性でも可愛らしいなって感じる部分がよくあるんですよ。これって僕自身がちょっと大人になったんですかね」

――年上女子に刺さる言葉がさらりと出てくる高杉真宙は十分オトナ男子。その完璧な横顔も、ますます気高く見えてきました♡

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Profile

高杉真宙(たかすぎまひろ)

1996年7月4日生まれ。2009年俳優デビュー以後、数々の話題作に出演し、現在はバラエティー番組「ぐるぐるナインティナイン」など演技以外の活動も。今秋スタートのNHK連続テレビ小説 「舞い上がれ!」、フジテレビ系ドラマ 「PICU 小児集中治療室」にも出演。

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Information

「いつか、いつも……いつまでも。」

海辺の小さな町で医師として働く主人公・俊英の前にある日、彼が憧れていた女性と瓜二つの亜子が現れる。亜子は俊英一家のもとで暮らすことになるが、彼女の〝こじらせっぷり〟に振り回される日々が始まり…….。

出演:高杉真宙、関水渚 他

配給:バンダイナムコフィルムワークス

公開中

掲載:美人百花2022年11月号「#いま彼を知りたい」

撮影/booro スタイリング/菊池陽之介 ヘアメイク/堤紗也香 取材・文/若松正子

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