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痛々しい手術痕、気にするそぶりも。ソン・フンミンが術後の経過を明かす「ヘディングはまだ…」【カタールW杯】

  • 2022.11.17

サッカー韓国代表FWソン・フンミン(30、トッテナム)が自らの口で現在のコンディションを明かした。

ソン・フンミンは11月16日、カタール・ドーハのアル・エグラ・トレーニングセンターで行われた練習後の記者会見に出席。

「トレーニングを休んだのは10日ほど。コンディション的にはリフレッシュできる時間になった。手術も上手く行ったと思う。大きな問題はないはずだ」と伝えた。

今月2日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)マルセイユ戦で眼窩骨折の重傷を負い、試合から2日後の4日に手術を受けたソン・フンミン。カタールには16日未明、ドーハのハマド国際空港を通じて韓国代表で一番最後に入国した。

とはいえ、手術を受けてからまだ12日しか経っていない。それでも、入国後すぐに代表に合流したソン・フンミンは、カタールでの初練習でフェイスガードを着用して登場した。

「サッカー選手にリスクはつきもの」

 

自身の背番号でもある数字の7が刻まれた黒のフェイスガードで、負傷部位を保護して練習場に現れたソン・フンミン。初めて着用するからか、フェイスガードをしきりにいじる姿が印象的だったが、ストレッチからボールタッチのトレーニングまで無理なく消化した。

報道陣に公開された15分を超え、さらに10分ほどトレーニングに励み、その後はリハビリに集中した。

韓国代表は2010年南アフリカW杯以来、3大会ぶりの決勝トーナメント進出を目指している。当然、カギを握るのはソン・フンミンのコンディションだ。眼窩骨折は通常、リハビリに4週間程度を要するとされているだけに、出場を懸念する声も多い。

記者会見でのソン・フンミン
「危険を甘受するのは僕がすること」

グループステージ初戦のウルグアイ代表(11月24日)まで残された期間は約8日。現時点で、出場するかどうかはまだ決まっていない。ソン・フンミンは自身の状態について慎重に口を開いた。

「どのようにお伝えすれば良いか難しい部分だ。僕は医者ではない。僕が答えられるのは、できる限り最善を尽くすということ。サッカー選手はある程度リスクがあるものだ」

「怪我をする可能性は常にある。また、怪我をしかねないリスクもある。とはいえ、この場に来たので、すべての試合に出場できると言うよりは、状況を見守りながらアップデートできれば良い」

仮に試合に出場する場合でも、競り合いなど顔や頭部に衝撃が及ぶ状況が起きたときは非常に危険だ。

「まだヘディングはしていない」というソン・フンミンは、「手術をしてもう10日が過ぎた。所属チームの練習ではスプリントまでしたが、支障はなかった。危険を甘受するのは僕がすることだ。それでファンに少しの楽しみと希望をもたらすことができるのであれば、その程度のリスクは十分に持っていかなければならない」と強調した。

手術した左目周辺を気にするソン・フンミン

グループHに入った韓国代表は、11月24日のウルグアイ代表戦以降、28日にガーナ代表、12月3日にポルトガル代表と対戦する。自身3大会目のW杯でソン・フンミンはピッチに立つことができるのか、初戦までしっかりリハビリに励んでもらいたいものだ。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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