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BTSがグラミー賞の候補に!韓国では2部門ではなく「3部門にノミネート」と報じられているワケ

  • 2022.11.16
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グラミー賞に向けたBTS(防弾少年団)の挑戦は続く。

BTSがアメリカで最高の権威を誇るグラミー賞に3年連続でノミネートされ、K-POP「初」の歴史を書き直した。

グラミー賞を主管するレコーディング・アカデミーが11月15日(現地時間)に発表した「第65回グラミー賞」ノミネートリストによると、BTSは英ロックバンドColdplayとコラボした『My Universe』で「ベスト・ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス」部門にノミネートされた。

BTSは2020年の『Dynamite』、2021年の『Butter』に続き、3年連続で同部門にノミネートされた。

2部門ではなく「3部門」のワケ

 

『My Universe』は世界で最も大きなファンを誇るBTSと、21世紀に最も成功したロックバンドとされるColdplayのコラボ曲で、世界的な話題を集めた。同曲は発売直後、米ビルボードのメインシングルチャート「HOT100」の1位を記録し、アメリカとイギリスの2大チャートでロングランした。

またBTSは、今年6月に発売したアンソロジーアルバム『Poof』のタイトル曲『Yet To Come (The Most Beautiful Moment)』で、「ベスト・ミュージックビデオ」部門にもノミネートされた。『Yet To Come』のミュージックビデオは、公開10日でYouTube再生回数1億回を超えるなど、全世界から人気を集めた。

(写真提供=BIGHIT MUSIC)BTS

注目すべきは、『My Universe』が収録されたColdplayのアルバム『Music Of The Spheres』が、本賞部門のひとつである「今年のアルバム」(Album of the year)部門にノミネートされていることだ。

グラミー賞は2021年、「今年のアルバム」部門の場合、アルバムに参加したフィーチャリングアーティストやソングライター、プロデューサー、エンジニアも候補指名(Nomination)を受けたと見るよう規定を変更した。

これに伴い、Coldplayの他に『My Universe』フィーチャリングと作詞に参加したBTSも、やはり「今年のアルバム」候補に名前を上げることになった。もしこのアルバムが「今年のアルバム」賞を受賞した場合、BTSも共同で受賞することになる。

ただグラミー賞は同日、自社ホームページに「BTSが2部門の候補に指名された」と明示した。一歩遅れて「2部門」という単語を修正した。

BTSはここ数年間、アメリカの3大音楽授賞式である「ビルボード・ミュージック・アワード」「アメリカン・ミュージック・アワード」を席巻した。「アメリカン・ミュージック・アワード」ではK-POP歌手として初めて大賞格である「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、あとはグラミー賞だけを残した状態だ。

メンバーたちもこれまでグラミー賞受賞への意欲を示した。

SUGAは昨年11月、米ロサンゼルスで開かれた記者懇談会で「(グラミー賞の受賞が)容易ではないだろうが、越えるべき障壁があり、挑戦できるということを感謝している」とし、「10回押して倒れない木はない」と話した。

BTSはこの日、公式ツイッターを通じて「『Yet To Come』と共に僕たちが参加した曲である『My Universe』もグラミー賞の候補に選ばれ、光栄であり感謝している」と感想を明らかにした。

第65回グラミー賞授賞式は来る2023年2月5日、米ロサンゼルスで開催される。

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