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視聴率も話題性もあったのに早期終了…韓国ドラマ『わずか1000ウォンの弁護士』“終映ミステリー”

  • 2022.11.16
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ディズニープラスでも配信中の韓国ドラマ『わずか1000ウォンの弁護士』が終わり、新しいドラマが放送されているにもかかわらず、依然として話題だ。

すっきりとした説明がないまま全14話から全12話と早期終映となり、制作会社と作家の“不仲説”が提起されるなど疑惑が続いているなかで、監督も「心だけではどうしようもないことがあった」と話して注目を集めている。

韓国SBSの金土ドラマ『わずか1000ウォンの弁護士』(脚本チェ・スジン、チェ・チャンファン、演出キム・ジェヒョン、シン・ジュンフン)は、去る11月11日の第12話を最後に幕を閉じた。

高い視聴率と話題性だったのに…

 

受任料はわずか1000ウォン(約100円)だが、実力は最高レベルという弁護士チョン・ジフン(演者ナムグン・ミン)が、味方のいない依頼人たちの最も心強いバックとなる痛快なストーリーを描いた『わずか1000ウォンの弁護士』は、視聴率と話題性を同時に掴んで今年下半期最高のドラマに名前を連ねた。最高視聴率は15.2%(第12話、ニールセンコリア全国基準)を記録した。

(画像提供=SBS)『わずか1000ウォンの弁護士』

しかし最終回までの道のりは、順風満帆だったわけではない。第9話の放送を控えていた時点を基準に、スペシャル放送の編成と理由のわからない放送中止などが重なり、視聴率が下落した。15%を記録した視聴率は13.6%まで下落した。

特に全14話で企画されたが、最終的に全12話となり、視聴者の不満と疑惑が大きくなった。『わずか1000ウォンの弁護士』側は、「早い展開と高い完成度の結末のために12部作での終映を決めた」と話したが、疑惑を払拭するには足らなかった。

様々な疑惑が浮上するなかで、制作会社と作家の不仲説も提起され、「両者に確認したが、不仲は事実無根」という釈明まで出さなければならなかったほどだ。

視聴率20%も見えていたほど、『わずか1000ウォンの弁護士』は視聴者の期待が大きかった。むしろ延長編成や拡大編成を期待されたほどだが、全12話に縮小され、最終回も拡大編成なしに70分の放送で終わったため、その背景に関心が集まらざるを得ないかった。

紆余曲折の末、最高視聴率を更新して最終回を放送したわけだが、終映後のキム・ジェヒョンPDのインタビューが話題を集め、再び疑惑への関心が高まった。

キム・ジェヒョンPDは書面インタビューを通じて、「誰の過ちとは言えない。内部的に多くの議論を行った。初めてだったが、心と努力だけではできないこともあることに気づいた」と話した。「心と努力」という単語から意味深長な感じを消すことができなかった。演出を担当したプロデューサーが意味深長な言葉を残しただけに、終映を惜しむドラマファンは今も高い関心を示している。

『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』以来となるヒット作になると期待を集めたが、早期終映、不仲説など、ドラマ自体とは関係のない外部の雑音によって、物足りないまま終わった『わずか1000ウォンの弁護士』。その“終映ミステリー”は、まだ解けていない。

(記事提供=OSEN)

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