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「先生ホント嫌い」思春期息子が抱えた葛藤に、母なりに向き合った話

  • 2022.11.16

努力しても、人には得意不得意があるもの。わが子の「思い通りにならない」という様子に歯がゆい思いをしたことがある親は少なくないのでは?その分、子どもの努力が認められたときには、親もうれしいですね。安田ふくこ(@3kyoudiary)の長男であるハルくんは、ある日、体育の先生から駅伝選手に誘われます。しかし、それを辞退してしまったそうなのです。子どもの気持ちを理解しながら支えてあげたいと思う親心を描いた作品を、ダイジェストでご紹介します。

報われない努力…しかし頑張りを認めてくれる人も

安田ふくこさんの長男であるハルくんは、体を鍛えているにも関わらず、ルールを守ることを優先するので体育が苦手。

腕相撲でもふく子さんに勝てないくらいですが、毎日ランニングを頑張っているのを見ている人はたくさんいて、ママ友、同級生、知らないおじいさんなどが頑張りを認めてくれていたそうです。

駅伝選手としてスカウトされたのに辞退

日ごろの頑張りが実を結んだのか、ハルくんはなんと駅伝の選手として体育の先生からスカウトされました。しかしハルくんは言動が矛盾しているその先生が大嫌いで、辞退してしまったのです。

「もったいない」と感じたふく子さんは説得しようとしますが、ハルくんはその話も耳に入らないようです。

「嫌い」を理由に「チャンス」を不意にしてもいいの?

ちょうどそのとき、その体育の先生から直々に電話がかかってきます。ハルくんを褒めてくれる先生の態度に困惑しますが、ハルくんは「先生が褒めるわけないからウソを言っている」といいます。

しかし巡ってきたチャンスを不意にするのはもったいないと思うふく子さんは、もう一度、ハルくんの思いを確かめます。

中学生なら難しい年ごろで「あの人が嫌いだ」という気持ちと「せっかくのチャンスをものにしたい」という気持ちが心の奥底でせめぎあっているのかもしれません。

ふく子さんの言葉に、ハルくんの目は何かを考えこんでいるようでした。

思春期の子どもへの接し方が参考になる漫画。何事も決めるのは本人ですが、親として子どもが納得した選択ができるように考えを整理する手伝いをしてあげるのも大切なことですね。

著者:シンクアフェーズ

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