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「俺、実は…」付き合えると思ってたのに!温厚でやさしい彼が衝撃の告白

  • 2023.4.6

恋人が欲しくて、あちこちの飲み会に顔を出していた21歳の私。幼なじみの女友だちがセッティングしてくれた飲み会で、30歳くらいと33歳くらいの男性2人と知り合ったのですが……。

21歳のときに参加した飲み会にて

これは21歳のときに起こった出来事です。当時の私は恋人が欲しくて、いろんな飲み会に参加していました。

ある日。私と、小学校時代から続く幼なじみの女友だち、女友だちが飲み会で知り合って何度か飲みに行ったこともあるという男性Aさん(推定30歳)、Aさんが連れてきた仕事関係の知り合い男性Bさん(推定33歳)という顔ぶれで、飲み会がありました。私は男性2人ともこの日が初対面、女友だちとBさんは初対面です。

お酒が進むとAさんが酔って大暴れ!

飲み会は和やかにスタートしましたが、お酒がだいぶ進むと、女友だちはトイレに駆け込んで嘔吐するわ、突然Aさんが怒鳴りだすわで、席は修羅場へと一変! どうやらAさんは酒癖が悪いらしく、食べきれなかったテーブル上の料理を見て、「吐いてでも食え!」と私たちにブチギレたのです。Aさんにキレられても私たちはおなかがいっぱいで、そのまま誰ひとり箸を付けずにいました。

すると、業を煮やしたのかAさんが厚焼き玉子を口に入れたと思ったら……。なんと、「ブッ!」と吐き出してしまい、食べカスが私の鞄だけでなく、隣の席にも飛び散ってしまったのです!

当然、その場の空気は険悪に。それをとりなしたのがBさんでした。Bさんの対応は実に冷静で、私たちのことを守りながらAさんをなだめ、隣の席の人には謝罪。片付けも手伝ってくれました。お店を出てからも、Aさんが私たちに危害を与えないよう、Bさんがうまく距離をとりながら私と友人を駅まで送ってくれたのです。

修羅場をおさめたBさんと急接近

とても恐ろしく、後味の悪い飲み会になりましたが、やさしくしてくれたBさんには後日お礼のメッセージを送信。これをきっかけに話が盛り上がり、Bさんとはほぼ毎日連絡を取り合うようになって、週2~3回は食事をしたり、ドライブに行ったりするまでに仲良くなりました。彼は温厚でいつも私にやさしく、「付き合ってもいいな~」と思っていたころ、彼から「一緒にいたい」と告白が。

しかし……すごくうれしかったのも束の間で、彼は続けて「俺は家族と別れられないけど」と、衝撃のひと言を発したのです!

ん? んん?? 何が何だかわからず、よくよく聞いてみると、なんと彼は妻子持ち。飲み会の席で彼が既婚者という話は一切なく、仲良くなってからも既婚者だと匂わせる素振りはまったくなかっただけに、とてもショックでした。私は「家族がいるなら付き合えないよ。独り身だったら付き合いたかった……」と正直に伝え、このとき以降、彼と連絡をとることはスッパリやめました。

この出来事を教訓に、お酒を飲む人なら酒癖を確認すること、いいなと思った相手には早い段階でパートナーや子どもの有無を確認すること。新しい恋愛を始めるときに、この2点を気をつけるようになりました。どれだけ好きになっても、幸せになれない恋愛はしないほうがいいがいいと感じました。

文/たなちゃんさん

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ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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