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「食欲が止まらない…!」薬剤師が教える、食欲を抑える習慣4つ

  • 2022.11.15
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こんばんは、薬剤師の芝軒千紘です。

食欲の秋! 仕事帰りに寄ったコンビニで秋限定のスイーツやお菓子の誘惑に負けていませんか? 食べ過ぎない習慣をつけることで美味しい食事を楽しみながら体型維持していきましょう!

薬剤師が教える!食欲を抑える習慣

(1)柑橘系の力を借りる

グレープフルーツ、レモン、オレンジなど柑橘系のアロマは食欲を抑える効果があります。ルームスプレーやアロマオイルでリラックス効果も得られます。食前に炭酸水で割って飲むのもおすすめです。ダイエット時にはレモンを直にかじるのもよし。

(2)食べる順番を意識

前菜に野菜、タンパク質、最後にご飯などの糖質の順で食べましょう。食事開始よりご飯までは、少なくとも15分はあけましょう。食べる順番に気をつけるだけで、血糖値の急激な上昇を防ぐばかりか、食べ過ぎ防止にもなるのでぜひ試してみてください。

(3)軽い運動をする

有酸素運動は、コルチゾールの分泌量を減らしてくれます。このため、ストレスは減り、過食が抑えられます。お腹が空いていないはずなのに口寂しいときは、腹筋やスクワットをしてみて!

(4)歯磨きをする

ミントの香りは食欲を抑制してくれるのでミント系の歯磨き粉がおすすめです。口の中がスッキリするとせっかく歯を磨いたのにまた磨かないと!となり自然と食べたい気持ちが抑えられます。

漢方でダイエット!?

ダイエットのサポートをしてくれる漢方薬も実はたくさんあります。自分に合った漢方薬を見つければ悩みが解決できるかもしれません。

・防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)

脂肪の燃焼を促したり、食欲を抑えたり、便秘やむくみの改善をしたりすることで肥満症に効果があるとされています。ニキビや蓄膿症にも使われます(下剤が入っているので妊娠中・授乳中の方はご使用いただけません)。

・防己黄耆湯

水分代謝に働きかけて体のむくみを取る漢方薬で、特に水太りの方におすすめです。汗の調節作用もあり、多汗症の治療にも用いられます。下剤がないので使う人を選びません。

・大柴胡湯

生活習慣が乱れがち、イライラして怒りっぽい、緊張しやすい人向け。高ぶった神経を落ちつかせるので、ストレス過食や食欲にムラのある人に下剤が入っているので、妊娠中の方や授乳中の方はご使用いただけません)。

自分に合った漢方を探したい、よりパーソナルなアドバイスをご希望の方はぜひご相談くださいね。薬剤師と相談しながら体質をチェックしたい方はこちらからチェック!

教えてくれたのは

出典: 美人百花.com

芝軒 千紘(しばのき ちひろ)

薬剤師。大学病院の門前薬局にて勤務後、より多くの人に健康に興味を持ってもらえるよう、パーソナルの栄養相談・指導などに従事。現在はオンライン薬局YOJOにて体質に合わせたオーダーメイド漢方の提案をしている。

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