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キャサリン皇太子妃、ダイアナ元妃から受け継いだイヤリングをつけて戦没者追悼記念式へ

  • 2022.11.16
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The 2022 National Service Of Remembrance At The Cenotaph

11月12日(現地時間)、第一次世界大戦の終結を記念した「リメンブランス・デー」の一環となる戦没者追悼式典に出席したキャサリン皇太子妃。この日、彼女が身を包んでいたのは、これまでに数え切れないほどのデザインイギリス王室に提供してきたキャサリン・ウォーカー(CATHERINE WALKER)の一着だ。ダイアナ元妃も愛用し、あらゆる公務で頼りにされてきた英国発ブランドとして知られる。

キャサリン皇太子妃はキャサリン・ウォーカー(CATHERINE WALKER)による「EVIE」ドレスを着用した。
National Service Of Remembrance At The Cenotaphキャサリン皇太子妃はキャサリン・ウォーカー(CATHERINE WALKER)による「EVIE」ドレスを着用した。

ダイアナ元妃は、キャサリン・ウォーカーの華やかなイブニングドレスを好んでいたが、キャサリン皇太子妃は、どちらかというと控えめな装いが求められる場面で同ブランドを着用してきた。そして今年、彼女はホワイトホールのバルコニーでチャールズ国王が初めて率いる戦没者追悼式典に参加するために「EVIE」ドレスを選んだ。

キャサリン・ウォーカーの共同創設者であるサイード・サイラスは、以前UK版『VOGUE』にこう語っている。「私たちには、重要な役割を担うビジネスウーマンのためにデザインしているという強い意識があります。彼女たちはその役割と影響力にふさわしい服を、キャサリン・ウォーカーに求めていると思うのです」

1992年、ブダペストにて。パールとダイヤモンドのイヤリングを身につけたダイアナ元妃。
Diana, Princess of Wales attending the English National Ball1992年、ブダペストにて。パールとダイヤモンドのイヤリングを身につけたダイアナ元妃。

キャサリン皇太子妃の耳もとを彩るダイヤモンドとパールのイヤリングは、ダイアナ元妃から受け継いだものだ。最近ではエリザベス女王の国葬の前夜にバッキングガム宮殿で行われたレセプションでも、同じイヤリングを身につけていた。

ダイアナ元妃はこのイヤリングとスペンサー・ティアラの組み合わせがお気に入りで、1992年にブダペストで行われたイングリッシュ・ナショナル・バレエ団の公演に出席した際にも着用していた。キャサリン皇太子妃とダイアナ元妃のつながりが、ファッションを通じて深まっていく様子がうかがえる。

Adaptation: Motoko Fujita

From VOGUE.CO.UK

Photo_ Daniel Leal-WPA Pool/Getty Images
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