告白されてうれしい反面、終わりを考えてしまった、学生時代の淡い恋の話。

主人公のかか丸'22(@maru_maru_kazok)さんは、お互い美術部の部長だったことをきっかけに出会った男子校に通うカンちゃんとデートへ。翌日、カンちゃんから告白され、2人は晴れてお付き合いをすることになりました。告白されうれしい反面、かか丸'22さんは少し違う感情も持っていたようです。学生時代に恋をした方もそうではない方も、恋する気持ちや青春の終わりに感じる切ない気持ちにきっと共感できるはず。

デートの翌日、カンちゃんと会った

初デートの翌日の放課後、カンちゃんに呼び出され待ち合わせをしたかか丸'22さん。そこで告白をされ、晴れてお付き合いをすることになった2人。うれしい反面、カンちゃんと自分を比べて違いすぎると感じたかか丸'22さんはこの恋はすぐに終わってしまうだろう…と思います。

学生時代は先のことを考えると不安になってしまうものですよね。好きな人から告白されたら手放しに喜んでいいのに、どこか寂しいような切ない気持ちになりますね。

会えない日々、がむしゃらに頑張った

カンちゃんに会えない日々を勉強と絵を描くこと、そしてバレエに費やしたかか丸'22さん。成績はぐんぐん上がり、学年でも10位以内に入るほどになったそう。時間を無駄に使わず、自分のことに精一杯に力を注ぐ姿勢がすごいですよね。きっと相当な寂しさを感じていたと思いますが、その分カンちゃんに会えた時のうれしさは特別なものだったのでしょうね。

ある日、カンちゃんから「美容師を目指そうと思う」と話されたかか丸'22さん。どんな反応をするのでしょうか。

楽しい時間はあっという間に過ぎてしまう…

カンちゃんが美容師になる夢を話してくれたことにうれしさを感じ、きっと素敵な美容師になるはずと心の底から思ったかか丸'22さん。進路が変わり一緒にいられる時間が増えたことで楽しい時間をたくさん過ごしたようです。

朝に偶然カンちゃんに会うことも、友人たちとたわいのないことで笑いあうこともこの時のかか丸'22さんにとっては全てがかけがえのない青春だったのでしょうね。この楽しい時間がずっと続けばいいのに…と思いますが、楽しい時間ほどあっという間に過ぎていくものです。

青春のはかなさを感じる、甘酸っぱいラブストーリーでした。

著者：こびと