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靴を長くはき続けるなら、【帰宅後の2ステップ手入れ】が重要。プロに聞いてみた!《持っておきたい基本グッズもご紹介》

  • 2023.2.13

年度の変わり目になる春は、出会いと別れの季節。

卒業式や新生活シーズンが近づいてくると、靴を新調される方も多いのではないでしょうか。靴箱に眠っていたお気に入りの靴を起こす方も、きれいにお手入れをして、新年度を迎えたいですよね。

今回はミスターミニットの原田さんに、今日からできる「毎日の簡単ケア」と「初心者さんがそろえておくといいシューケアグッズ」を教えていただきました。

初心者さんに必要な道具は3つ。長くはき続けるなら、帰宅後の2ステップが重要です!

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ーー新年度が始まるタイミングで、シューケアの方法が気になっている方に、これだけはそろえておくといい、便利なグッズを3つ教えてください。

「そうですね。3つに厳選するなら、革用の汚れ落とし兼保湿クリーム・ブラシ・防水スプレーですかね。

防水スプレーは、水から守ってくれるだけでなく、色を抜けにくくしたり、汚れにくくしたりもしてくれるので、持っていると便利です。

5つになってしまいますが、さらにシューキーパーや色別に着色クリームもあると、よりきれいに靴を保てますよ。

仕上げでする乾拭きの、靴磨き用のクロスは、余ったTシャツの切れ端などで代用ができます。きめが細かい布がベストです!」(原田さん)

ーーシューキーパー、聞いたことあります!もしかしたらすでに持っている方もいるかもしれませんね。改めて、シューキーパーの役割ってなんですか?

「実は革靴をはじめ、靴には湿気が大敵なんです。1日はくだけでもかなりの汗をかくので、除湿と乾燥がとても大事になるんです。

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そのときに活躍してくれるのが、シューキーパー。新しい革靴なんかを、自分の足の形に合わせるために伸ばすイメージがある方もいらっしゃるかもしれませんが、シューキーパーは“キーパー”なので、整えることが仕事。

お持ちの靴の形にぴったりあうキーパーを入れてもらって、汗で湿った革が乾くときの縮みを防いでもらったり、湿気をとって乾燥するのに役立ってくれます。

プラスチック製のものもありますが、湿気をとるという面で、木製のものがおすすめです。」(原田さん)

ーーなるほど、奥が深いですね。やはりきちんと靴磨きをするとなると、道具ももっと必要になりますし、それなりに時間もかかってしまうかと思います。日ごろ自宅に帰ってきてから、ササっとできるようなケア方法はありますか?

「日ごろしてもらえるといいケアは、“2つだけ”です。

まず帰ってきたら、1日はいてできた“はきジワ”や汗などによる湿気をとるために、シューキーパーを入れます。

その後、柔らかい毛のブラシで軽くブラッシング。ホコリやその日ついた汚れなどを払い落とすだけで、OK。汚れを溜めないように心がけてもらうだけでも、きれいな靴を保つことができますよ。

また普段、靴磨きをされている方なら、前回使ったクリームが残っていたりするので、それを活かしながら、豚毛ブラシでブラッシングしてあげると、なおいいと思います。」(原田さん)

今回取材したのは…

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原田 僚平さん
ミニット・アジア・パシフィック株式会社
東日本店舗運営部

■「ミスターミニット」について
おかげさまで日本上陸50周年。
ベルギーで生まれ、靴修理・合かぎ作製からスタートした当社は、2022年秋で50周年を迎えました。
その他にバッグ修理、時計電池交換などのサービスを拡大し、創業以来約2億人のお客様にサービスをご利用いただいています。
ミスターミニットはこれからもお客様の「困った」に寄り添い、「ものを大切に使いたい」気持ちを大切に、修理サービスを提供いたします。


※記事内の情報は取材時および記事執筆時点の情報です。



筆者:北山礼奈/ライター
女性系メディアやプラットフォームを中心に活躍するフリーライター。女性ならではの切り口でジャンル問わず様々なコンテンツを編集および執筆している。趣味はSNSでの美容情報収集、スタバ通い、韓国ドラマ鑑賞。
撮影:fort / 編集:TRILLニュース