TXTやNCT DREAMも出演…韓国音楽番組ワールドツアーのチリ公演が豪雨で中止に、ライブ中転倒者も

韓国の音楽番組『ミュージックバンク』のワールドツアー・チリ公演が、大雨により中止となった。

11月12日20時（現地時間）、チリ・サンティアゴのエスタディオ・モヌメンタルで開催されたKBS2の音楽番組『ミュージックバンク』のワールドツアー・チリ公演は、気象悪化により中止となった。

今回のチリ公演は、これまで新型コロナウイルスの感染拡大で開催が中止されてきたなか、実に3年ぶりに開催されたことで注目を集めていた。

司会はSF9のロウンが務め、TOMORROW X TOGETHERやATEEZ、THE BOYZ、STAYC、(G)I-DLE、NCT DREAMなど豪華アーティストが出演し、ステージを披露する予定だった。

公演当日はSTAYC、THE BOYZ、(G)I-DLEがステージを披露したが、(G)I-DLEのステージ中から豪雨が降り注ぎ、途中にはシュファが転倒するなどのアクシデントも発生。

結局、大雨による出演者の事故、さらには開放型の会場のため観客も雨に打たれ続ける状況を鑑みて、最終的に公演は途中で中止となった。会場に訪れたファンには帰宅措置が出された。

『ミュージックバンク』チリ公演側は『OSEN』に対し、「公演は盛況裏に始まったが、公演中に奇襲的で異例的な豪雨と雹、落雷などの気象悪化で、チリ当局の勧告によりプロモーターと協議し、アーティストと観客の安全を担保するために公演を中止した」と伝えた。

また、「残念がるファンのために、安全な方法で公演なしに別れの挨拶を終える時間を設けて終了した。予想できなかった気象異変で公演が終えられなかった状況に対して、長い間一緒に準備したアーティストたちとグローバルファンの方々に申し訳ない気持ちを伝える」と知らせた。

なお、途中で中止となった『ミュージックバンク』チリ公演の公演再開可否及びチケットの払い戻しなどについて、現時点で決定された事項はない。

（記事提供＝OSEN）