『ウ・ヨンウ』で嘘か誠か分からない言動で視聴者も惑わせた俳優、次作はドラマの主演か？

俳優イ・ウォンジョンが『偶然出会った、君』（原題）への主演キャスティングが確定した。

来年1月に放送予定のKBS2TV新ドラマ『偶然出会った、君』は、1987年に閉じ込められてしまった2人の男女の、不思議で、どこか美しいストーリーを描く。過去に起きた連続殺人の真実を探す男と、両親の結婚を防ごうとする女の目標が、2人を引き合わせることとなる。

何より、カン・スヨン監督とペク・ソヨン作家が、2019年の時代劇ドラマ『ノクドゥ伝』以後、再び手を組んで『偶然出会った、君』を制作する。そんななかイ・ウォンジョンは、劇中で将来の夢が多い、明るい少年のヒソプを演じ、ストーリーをさらに豊かにする見通しだ。

先立ってイ・ウォンジョンは大人気を博したNetflix『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』や、『ニューノーマルジン』『こんにちはシェア』『少女の世界シーズン2』『バイオオム』『リアルタイム：ラブ3、4』（いずれも原題）など、数々の作品を通じて安定的な演技力と魅力を発揮した。

特に、『ニューノーマルジン』『少女の世界シーズン2』を通じ、しっかりとした演技力を見せたイ・ウォンジョンは、ファンから大きな愛を受け、今後が期待されるライジングスターとして注目された。

それだけでなく『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』では、本当のことと嘘を交互に言うキャラクターの特性を生かした演技で、視聴者からも疑いの目を向けさせるほどを細かい表現力を見せた。人物の感情線を自分なりに解釈して表現し、ドラマへの没入を高めたイ・ウォンジョン。

このようにイ・ウォンジョンは、初々しい青春ロマンスから、会社員の哀歓と愛という両面性を見せながら怒りを起こした被疑者など多様な顔をプレゼントし、俳優としてのスペクトラムを広げている。ここで『偶然出会った、君』から1987年代を生きるヒソプに変身する姿と、これからの活躍に多くの関心が寄せられている。