クロスステッチの持ち手がおしゃれ。シンプルトートを1点モノに変えよう！

ナチュラルでシンプルなブルーのトートバッグ。アクセントになっているのが、クロスステッチの刺繍が施された持ち手だ。

市販のトートバッグでは物足りない、一点モノが欲しいという方は、手作りにチャレンジしてみてはいかが？

2022年11月14日発売の『さくさく進む 大きなマス目でクロスステッチ』（誠文堂新光社）は、クロスステッチの中でも大きなマス目で作る刺繍の楽しみ方を提案している。シンプルな図案でも、おおらかで立体的なテクスチャーが生まれるのも魅力のひとつだ。

クロスステッチのマス目を大きくすることで、図案が見やすくなりさくさくと作業を進めることができる。大きな面積のようにみえても比較的短時間で完成するのでやる気も続きやすい。

本書では、刺繍テープを活かした作品作りと図案が多数掲載されている。連続模様がメインなので、初心者向けだ。特に、バッグやベルト、ストラップなどの日常使いのアイテムとの相性が良い。

さらに、クロスステッチの基本も丁寧に解説されている。経験者の方でもお気に入りの図案とアイテムの組み合わせで、すぐにあなたならではの作品作りを楽しむことができる。

はじめの第一歩にちょうどよいマス目の大きいクロスステッチ。自分の手を加えた世界に一つだけのトードバッグや巾着バッグを作ってみてはいかが？

【著者プロフィール】
■artist in（あーてぃすと いん）さん
2005 年からカフェで刺繍を楽しむ『刺繍CAFE』を始める。現在は、刺繍とレースをテーマに様々なワークショップを企画開催。初心者でも取り組めて、それぞれのセンスを映す楽しいものづくりを提案している。著書に『クロスステッチぬりえ』（ビー・エヌ・エヌ刊）など。

■池田 みのり（いけだ・みのり）さん
手芸出版社での編集者と手芸メーカーの企画開発を経てフリーに。刺繍キットのデザイン・監修や刺し子のデザインを手掛けている。著書に『連続模様で楽しむかんたん刺しゅう』( 日本文芸社) がある。