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【造詣】はなんて読む?ぞうしではありません!

  • 2022.11.6

「造詣」はなんて読む?

「造詣」の「詣」は、言偏に「旨」と書きます。

「旨」は「趣旨(しゅし)」のように「し」と読むため、「造詣」を「ぞうし」と読む方は少なくないようです。

もちろん「造詣」の読みは「ぞうし」ではありません。なんと読むかご存じですか?

正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。

果たして、正解は?

正解は「ぞうけい」でした!

「造詣」とは、ある分野に対する深い知識や優れた技量のこと。

造詣の類語には、教養、学識などがあります。「日本文化に造詣が深い」のように使用されますよ。

同じ「詣」を使った言葉でも、「参詣(さんけい)」や「初詣(はつもうで)」は、よく耳にしますよね。

「詣」は、寺社仏閣にお参りをする、高い境地に行きつくという意味をもっています。「参詣」などは前者、「造詣」は後者の意味で「詣」が使われているのです。

みなさんはわかりましたか?

家族や友だちにも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!

《参考文献》
・『デジタル大辞泉』(小学館)
・『精選版 日本国語大辞典』(小学館)
・『日本大百科全書』(小学館)

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