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犯罪者と成功者。手相に現れる「決定的な違い」とは?

  • 2022.11.6
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2022年10月31日、1万人の手相を見てきた元刑事・江幡龍(えばた りゅう)さんの『手相刑事の鑑定術 大悪人からダメ男まで、手相が明かす「超法則」』(徳間書店)が発売された。

江幡さんは、1959年生まれの手相刑事(手相家)。手相は大学時代から独学で勉強し、1度はプロを目指したものの断念。34年間、主に刑事、鑑識として勤めながら、被害者などから採取する「関係者指紋」や犯人の「被疑者指紋」でも手相が見られることを知り、約1万人の手相を独自に研究している。

本来、手相占いとはあまり縁のない大悪人から成功者まで、老若男女のあらゆる手相を見てきた経験を生かした鑑定でファンを広げている。

大会社の社長、大病院の院長先生、凶悪犯や大泥棒...。もし手相が「その人の性格や運命などを表している」としたら、成功者と言われる人たちの手相と、すごく悪いことをした人たちの手相に絶対何か違いがあるはず...! そうした視点からの分析が生かされた本格派手相術だ。

また、これまで本当らしく言われてきた手相にまつわる「定説」のウソについても解説。本書はこれまでの手相本にはない、本当の手相のすごさ、面白さ、手相を見直すきっかけになる。

■第1章ダークサイドの手相の謎 【ダークサイドの典型的手相例】覚醒剤常習者(前科3犯)29歳、元ホステス

そもそも手相には、その人が心に感じたことそのままが線になって現れるという性質がある。なぜ罪を犯してしまったのかという「自責の念」、その悩み苦しみがさらに心を傷つけ、手相には「乱れ」や「障害線」が出てきたり、「島」(線の途中にできる目の形のもの)となって現れたりする。一方、自責の念を抱かない「完全なるダークサイド人間」もいて、そうした人の手相には悩みや苦しみによってできるはずの「乱れ」「障害線」「島」がほとんど見当たらない。それどころか、まったく迷いのない素晴らしい手相をしていることさえあるという。

手相にできる「島」は一時的な試練やスランプを意味する。ほとんどは自分で招いたもので、それをいつまでも解決しないでいると手相に島が出る傾向が。特に頭脳線の島は、やめなければいけないとわかっていながら、ぐずぐずとそれができないでいることを示している。手相例の女性も覚醒剤で逮捕され、その後も同じ過ちを繰り返している。もし完全に断ち切ることができたら、手相の島も感情線の乱れも徐々になくなっていくはずだという。

■第3章手相でダメ男を見抜く 男女関係 トラブルを起こしやすい手相

男女関係のトラブルを起こした男性の手相は、その長所が「異性にモテる」なのだとか。モテるのは良いが、やはりモテる男には浮気の危険性がつきもの。もしこのモテ相だとしたら、モテる分だけ他の男性よりも浮気する確率が高い、ということだという。

■第4章幸せを呼ぶキラメキ線 生命線から上る努力線

「キラキラと輝く未来が見える幸運の線」という意味での「キラメキ線」も存在する。成功者と言われる人たちと、すごく悪いことをした人たちの手相の違いは「キラメキ線」にあり、悪いことをする人間には、頑張っているとか努力しているという線がない。また、キラメキ線は努力の種類によって、線が分岐して伸びたり、新たに出現したり、手相がどんどん進化していくこともわかっているという。

このほか、手相の主要4大線(頭脳線、感情線、生命線、運命線)が示す基本性格について、長所として出やすい特徴と、短所として出やすい特徴をまとめた一覧表を巻末に収録。手相に興味があるなら本書はマストの1冊だ。

<目次>
はじめに
プロローグ・手相刑事誕生
これだけは知っておこう。手相の基本3大線と流年法
第1章 ダークサイドの手相の謎
第2章 刑事が見破った手相の定説
第3章 手相でダメ男を見抜く
第4章 幸せを呼ぶキラメキ線
第5章 幸せを呼ぶキラメキ線(恋愛、人間関係)
第6章 手相で自分がわかれば、人生も変えられる!
第7章 手相でわかる二人の相性
第8章 幸運に導く手相のパワー 手相を生かせば人生は変わる
<巻末付録>「手相による基本性格診断集」付き!

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