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「転職したい」、結婚を考えている彼から打ちあけられたときの対処法

  • 2015.11.2

結婚を考えている彼から、「じつは転職したいんだ…」と言われたらどうしますか?

20代後半から30歳ごろは、多くの人が転職を考える時期です。とはいえ、地方転勤になったら? 給料がいまより下がったら? 私との結婚はいつになるの? なんて、イヤな考えが頭をよぎってしまうかもしれません。

© Antonioguillem - Fotolia.com

今回は、彼から転職話を打ちあけられたときの対処方法を紹介します。

■転職したい理由を聞いてみる

まずは否定しないで、なぜ転職したいのかを聞いてみましょう。「スキルアップがしたい」といったポジティブな理由から、「残業が多い」「職場の雰囲気がイヤだ」「やりがいを感じられない」などネガティブな理由もあるでしょう。

「考えが甘い!」と怒りたくなっても、ここはぐっと我慢。というのも、「転職したい」と口ではいっていても、腰が重く、なかなか行動に移さない人もいます。グチをこぼすことで、ストレスを発散しているのです。

しばらく静観して、転職する様子がなければ、放っておけばいいでしょう。

■転職を応援しつつも、退職にはちょっと待った!

むかしとは変わって、転職も一般的になりました。転職自体は悪いことではありません。ただ、気をつけたいのは、新たな就職先を決めずに、勢いで退職してしまうこと。

20代ならばすぐに次の仕事が決まるかもしれませんが、30代になってくるとすぐにというわけにはいきません。過去に転職経験がある人は、“今度も決まるはず”と、変に自信過剰になっている可能性も。

「転職してもいいとは思うけど、会社を辞めるのは、次の仕事を決めてからのほうがいいよ」と、応援しつつもクギをさしておくことを、お忘れなく。

■給料だけでよし悪しを判断しない

「転職したら給料は下がるんじゃないの?」と不安になるのは当然ですが、あまり金額にとらわれるのはよくありません。

たとえば、高収入の会社に転職したとしても、そのぶん仕事が忙しく、残業や休日出勤は当たり前になるケースもあります。仕事のストレスから散財してしまい、給料は上がったのに生活が苦しくなってしまう、なんてよくある話です。

一方、給料は低いけれども週休2日制で、残業もほとんどない企業だったらどうでしょうか? ふたりで一緒に過ごす時間をもうけられ、仲よく暮らせるかもしれません(もちろん低収入なのに仕事量が多い業界もありますが…)。

お金はあるに越したことはありませんが、給料が下がっても動揺せずにいたいですね。

■結婚を考えているのかを確認しておく

この手の話でありがちなのは、女性側が結婚適齢期というケース。勝手に結婚するものだと思いこんでいた女性が「転職して落ちついてからとなると、私との結婚はいつになるの!?」と焦ってしまうパターンです。

話をよく聞いてみると、“そもそも、男性側は結婚を考えていないのでは?”と疑問に思うこともあります。彼があなたとの結婚を考えているのかどうか、それとなく探っておきましょう。

ただし!「結婚は転職してからじゃないと……」と、転職を理由に結婚を先延ばしにする彼には要注意です。そのままずるずる、転職も結婚もしない、なんてこともありえます。

彼のお尻をたたいてその気にさせるよりも、ほかに交際相手を見つけたほうが、お互いのためかもしれません。20代~30代の貴重な時間を相手の転職を待って過ごすなんて、もったいなさすぎます!

彼以外との結婚を考えられないなら仕方ありませんが、見切りをつけることも、ときには必要です。

大企業に勤めていたって、どうなるかわからないこのご時世。無事に転職ができたとしても、そのあと仕事がどうなるかは誰にもわかりません。

楽な仕事がないのと同じように、ずっと順風満帆な人生もないんです。何かしら山あり谷あり…。筆者の場合は、結婚後に彼が転職し、給料は上がったものの、あえなく会社が倒産。数か月間失業状態というできごとがありました(苦笑)。

彼との将来を考えているなら、彼の転職を不安に思うのは当然です。だけど、乗りこえていけるかどうかは、あなたの覚悟次第、かもしれませんね。

(名久井梨香)

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