1. トップ
  2. ファッション
  3. 聞き分けで解決!? 赤ちゃんの“ギャン泣き時間”を短縮するテクニック

聞き分けで解決!? 赤ちゃんの“ギャン泣き時間”を短縮するテクニック

  • 2015.11.2

【ママからのご相談】

2か月の子どもを持つママです。とにかくギャン泣きがひどく、落ち着きません。アパート暮らしなので、いつ文句を言われるかと、毎日びくびくしています。赤ちゃんなので泣くのは仕方ないと思いますが、どうしたら泣いている時間を減らせるのでしょうか。

●A. 泣き声の種類をいち早く聞き分けることで、ギャン泣きの時間を減らすことができます!

パパライターの矢山ユースケ@育休中です。

2か月のお子さんをお持ちなのですね。ちょうど私の娘と同月齢と思われます。からだも新生児のころより大きくなり、泣き声も日増しにパワフルさを増しているのではないでしょうか。

個人差はあると思いますが、わが家の場合、1~2か月過ぎたころから、泣き声のバリエーションが増えてきたように感じました。今でも、「あれ、こんな泣き方したかな? なんだろう?」と、妻と一緒になって原因を探っています。

●泣き声の種類

私の娘の例ですが、生後2か月の時点で、主に以下のような泣き声の種類があります。

【基本の泣き声(産まれた直後から発していた泣き声)】

(1)おっぱい、ミルク泣き……頭にアクセントがある、短めの泣き声。カラスの泣き声に似ている

(2)おしっこ泣き……替えてもらうまで泣き続ける

わが家の場合、うんちで泣くことが少ないので、“うんち泣き”という独立した泣き声は、今のところありません。うんちをしたときは、「え、今の誰?」と驚くような大人顔負けのボリュームのおならをして、「何かあったの?」と言わんばかりのおとぼけ顔をしています。

●成長するにつれて追加された泣き声

・甘え泣き……1か月経過後に追加。おしっこ泣きの泣き方に似ているが、近寄るととぼける。抱っこするとだいたい泣き止む

・うんち詰まり泣き……1か月健診後に追加。全泣き声中、最大音量。あらゆる泣き声に強いアクセントが加わり、泣き声全体の音量もフォルテが1~3個増量。おなかや腰をさすってあげると改善することもあるが、出ないと延々この状態が続くことも

・匂い泣き……2か月経過後に追加。食事の匂いを感知した際の泣き声。おしっこ泣きの泣き方に似ているが、窓際など食べ物の匂いが薄くなると泣き止む

●泣き声イコール“不快”のサイン

赤ちゃんが泣き声で知らせるのは、「気持ち悪い」「おなかがすいた」などの、“不快”のサインです。赤ちゃんは不快さの原因が取り除かれれば、落ち着いて泣き止みます。パパ・ママ側が泣き声の違いの微妙な差に気づいてあげることで、泣いている時間を短縮することができるでしょう。

また、パパ・ママが赤ちゃんの泣き声に対して“不快”と感じたならば、それだけ赤ちゃんの感じている不快さも強いとも考えられます。わが家の場合ですと、うんち泣きが相当します。2〜3日間お通じがないと、泣き声がだんだん大きくなります。それと同時におなかが張ってくるので、「ああ、つらいんだな」とわかります。

----------

泣き声で知らせてくれるのは、言葉を覚えるまでのわずかな間だけ。四六時中泣き声を聞いていると、想像以上に疲労しますよね。私の妻も、「赤ちゃんが泣いている夢をよく見る」と言います。寝ても覚めてもとはまさにこのことでしょう。近隣住民の方のことも意識しないわけにはいきません。「泣かないで!」と思う気持ちも、理解できます。

そうはいっても、赤ちゃんはやっぱり泣くことしかできません。そしてその“泣くことしかできない期間”は、今だけなのです。言葉を覚えてしまえば、「おしっこ」「おなかすいた」「つかれた」など、私たちになじみのある言葉でサインを発してきます。

どうか赤ちゃんに寄り添って、不快な時間を減らしてあげていってくださいね。

【参考リンク】

・赤ちゃんの泣き声に隠されたメッセージ 末永産婦人科・麻酔科医院

●ライター/矢山ユースケ(IT系パパライター)

の記事をもっとみる