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「友だちもいるし子育て支援センターもあるし、大丈夫」そう思って里帰り出産から帰ったのにまさかの…

  • 2023.3.22

わが家は夫と私、4歳の息子と2歳の娘の4人家族です。私は専業主婦のため、子どもたちは保育園には通っていません。娘を妊娠したときから、息子と2歳差きょういだいの育児は大変になるだろうと覚悟はしていました。でも、周りに友だちもいるし支援センターの先生も頼りになるし何とかなる! そう思って3カ月間の里帰り出産から帰って来ました。

忙しくも充実した子育ての日々

自宅に帰って来てからは、息子と娘と3人で毎日のように支援センターに通う毎日。支援センターの先生方とは元々仲が良く、子どもたちを遊ばせながら育児などの悩み相談も聞いてもらっていました。

またイベントも多く、愚痴や趣味の話で笑い合えるママ友との出会いもありました。このように私は育児・家事に追われながらも、外に出て多くの人と関わることで楽しい日々を過ごせていました。しかし、そんな毎日はある日を堺にガラッと変わってしまったのです。

世界中の誰もが予想できなかったこと

それは新型コロナウイルスの世界的な蔓延です。未知のウイルスの発生により、私たちの生活は激変しました。感染防止のため頼りにしていた支援センターは閉鎖、心のよりどころであったママ友たちとも会えなくなってしまいました。

さらに緊急事態宣言により、外出さえもできない期間が訪れたのです。遊び盛りの2歳と目が離せない生後6カ月の子どもたちと自宅で引きこもって過ごす日々に、私はとてもストレスが溜まりました。「早く外に出て遊びたい」。家族の中で誰よりも私が一番そう願っていました。

子どもと外で遊べる当たり前の喜び

緊急事態宣言が解除されてから、私は一目散に公園へ子どもたちを連れて行きました。

「今まで支援センターに通ってお喋りするほうが多かったけど、全力で子どもと外で遊ぶのってこんなにも楽しかったんだ」

私はそう気付きました。

それから私は、制限がないときはできるだけ公園に通うように毎日のスケジュールを計画。そのために食事や洗濯・掃除などの家事は隙間時間に終わらせ、全力で子どもたちと遊び、夜は一緒に寝る生活をしました。とてもハードでしたが、効率よく育児・家事ができていました。

そんな規則正しい生活を1年も送っていると気付けば体重が10kgも減っていました! これはこれで産後太りの解消になり、とてもうれしかったです。コロナ禍で制限のある生活を送ったからこそ、子どもと外で遊ぶという当たり前の日常に感謝することができました。一刻も早いコロナ禍の収束を願うとともに、この気持ちを忘れずに育児をしていこうと思います。


著者:都 うめこ

4歳男児と2歳女児のアクティブ転勤族ママ。趣味は公園巡りで、現在公園レポートを20本以上と育児に関する記事を執筆中。元銀行員でFP資格保有。

ベビーカレンダー編集部 /キッズライフ取材班

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