あの人は今…10年前に美人百花に出ていた「あの子、今何してる？」

キャリアアップもしたいけど、 結婚や出産もしたい！ アラサーの私たちは、今、何をすべきなの？ そこで、人生の先輩である美人百花を華やかに飾ってくれていた読モOGに会いに行って話を聞いてきました♪

マウンティングに疲れたら人間関係の断捨離をすれば身も心もスッキリ

フードコーディネーター 池田るりさん（36歳）

フードコーディネーター、食生活アドバイザーとしてレシピ開発。アパレルブランド、シュシュマシェリのディレクターとしても活躍。

池田さんの歩み年表

22歳・・・大学卒業後アパレル会社に就職

24歳・・・結婚、退社、フリーモデル、ブロガー活動

27歳・・・フードコーディネータ資格取得

35歳・・・アパレルブランドのディレクターに

・百花に出ていた10年前

「派手そうに見えるけど、18歳のときに初めて行った合コンで知り合った彼と24歳で結婚したので、たいした恋愛ネタはなかったです」

・レシピやデザインを考えるのが大好き

料理アカントを作った一昨年から、大きなお仕事が入るように！ 今は毎日が楽しいです。

「10年前は、自分の中でインスタグラマーという肩書きに違和感を感じてきた時期。それに、毎日、会社から疲れて帰宅するだけで『このままでいいのか、もっと自分にしかできないことはないかな』と、もんもんとしていました。そんなとき、褒めてもらうことが多かった料理を追求したいと思い、フードコーディネーターの資格を取得。SNSで発信し地道に活動を続け、やっと一昨年ごろから大手企業からも発注がきたり、洋服のディレクターにも挑戦したりとお仕事の幅が広がってきました。私にとって、SNSは自分のやりたいことを実現させるために切っても切れないもの。たまに『悩みもなく楽しそうでいいですね』など嫌みっぽいコメントがくることもあるけど（笑）それで正解だと思ってます。私自身SNSは明るいものであってほしいので、〝楽しく華やかに〞を徹底していました。でも30歳過ぎたころから、インスタ用に友人と映えスポットで写真を撮ってを繰り返していくうちに、すごく疲弊していったんです。ふと『私、何やってるんだろう』って。それに、マウンティング要素のある人と会っていると卑屈になってしまう自分がいました。それからは、幸福感が得られる人としか会わないように変えていきました。その断捨離をキッカケに、『こうするべき』とかに捉われていたのが、いい意味で自分を甘やかすことができるようになり、これでいいんだと自信に繋がるように。子どもに関しても夫婦にとって良いタイミングで産めたらいいかなって。今は仕事もプライベートも穏やかに前向きに取り組めていて、すごく自分らしく生きられている気がします」

掲載／美人百花2022年7月号 10年前に美人百花に出ていた「あのレディ、今何してる？」

撮影／楠本貴隆（will creative） 再編集／美人百花.com編集部