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韓国代表に青天の霹靂!ソン・フンミン、顔面骨折で手術することに…カタールW杯は絶望的か

  • 2022.11.3

サッカー韓国代表のキャプテン、ソン・フンミン(トッテナム)が顔面骨折で手術台に上がることになった。

カタールW杯を3週間後に控えた状況で、韓国代表にとってはまさに衝撃的なニュースと言わざるを得ない。

トッテナムは11月3日未明(日本時間)、ホームページを通じてソン・フンミンが顔面骨折で手術を受けると発表した。

ソン・フンミンは前日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループD第6節のマルセイユ戦で先発出場するも、前半29分で負傷交代となった。相手DFと空中でボールを競り、相手の肩に顔を強くぶつけた。しばらく倒れてから競技場を離れた。鼻から出血し、目が大きく腫れ上がった様子が見てとれた。

カタールW杯は絶望的か

 

ただ試合直後、ロッカールームでチームメイトと勝利を記念して撮影をするなど、問題がなさそうな姿も見せた。

ソン・フンミン

トッテナムのクリスティアン・ステッリーニコーチは、「正確な状態のチェックは明日しなければならないようだ」とし、「試合終了後、ソン・フンミンはロッカールームで一緒に勝利を祝った。まだどんな診断が下されるかは正確にはわからない。脳震とうかどうかもわからない。傷つき、目がまだ腫れている」と話した。

韓国サッカー協会(KFA)はトッテナムにソン・フンミンの状態確認のための公文書を送った。

心配のなかでソン・フンミンの精密診断の結果を待った同日未明、骨折と手術という衝撃の知らせが入った。韓国サッカーにとっては、青天の霹靂だ。

ソン・フンミンはカタールW杯でキャリア3度目のワールドカップ挑戦する予定だった。昨シーズン、アジア人として初となるプレミアリーグ得点王に輝いた彼が、全盛期にキャプテンマークをつけてプレーするワールドカップでもあった。

2014年のブラジル大会、2018年のロシア大会に参加し、グループリーグ敗退しか経験のないソン・フンミンは、いつにも増して挑戦への強い意志を見せていた。

まだリハビリ期間が明確に出ていないが、ソン・フンミンがワールドカップに出場できるコンディションを整えるのは難しそうだ。韓国代表にとって、大きな衝撃となることは間違いない。

◇ソン・フンミン プロフィール

1992年7月8日生まれ。韓国・江原道出身。身長183cm。大韓民国のサッカー選手で、サッカー大韓民国代表キャプテン。小学校と中学校ではサッカー部に所属せず、韓国代表経験のある父ソン・ウンジョン氏から直接指導を受けていた。2010年にドイツ・ブンデスリーガのハンブルガーSVでプロデビュー。その後、2013年に移籍したバイエル・レバークーゼンで2年連続二桁ゴールを披露し、2015年にプレミアリーグのトッテナム・ホットスパーへと移籍。愛称は“Sonny(ソニー)”。

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