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知ってる?ヴィンテージビーフ。新たな美味を六本木SURF&TURF RUSTEAKS(サーフ&ターフ ラステイクス)で

  • 2022.11.3
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最近、おいしいお肉を食べましたか? 「やっぱり和牛だよね」「柔らかいヒレ肉がいい」などお好みも様々だと思いますが、美味しく食べるとともに「いただく命へのリスペクト」を忘れちゃいけない、と思うんです。

今回は大切に育てられた美味しいビーフ「ヴィンテージビーフ」がいただける六本木「SURF&TURF」のレポートです。

出典:リビング東京Web
ヴィンテージビーフって?

ビーフ生産国世界トップ3はアメリカ、オーストラリア、ニュージーランド。スーパーで見かける輸入肉はこれらの国からのものが多いのではないでしょうか。

ビーフ大手生産国の飼育法は大量生産型。「低コスト・大量・肉質が均一なビーフを通年出荷」を使命として、できるだけ早く大きく育てて売ることを優先するため、下記のような特徴があります。

・飼育期間が短い(24~30カ月) ・生育が早く与えたエサに対し肉の増量が多いオス去勢牛を使う ・短期間にサシを入れるため、高カロリーの穀物飼料を与える ・牛の生体サイクルに関係なく通年出荷

こうして生産された牛肉は、コスパは良いけれど概して薄味だそう。本来の牛の生育に合わせてじっくりと、よいものを食べて育てると、より味が濃く旨みのある牛肉になることから、年齢の高いメス牛「ヴィンテージビーフ」の飼育というトレンドが欧米で広がっているそうです。

ヴィンテージビーフには愛がある

そもそも年齢の高いメス牛とは経産牛、出産経験のある牛のこと。一般的に経産牛は肉質が劣るため、食用として加工されることはほとんどありませんでした。「SURF&TURF RUSTAKES」で提供されるビーフは、出産の役目を終えた後すぐに出荷せず、6カ月間良質な牧草のみで肥育します。するとカロリーが高く美味しいビーフとなるそう!

本来メス牛は筋肉質なオス牛より柔らかく美味しい肉質が特徴。出産でスカスカになった肉をじっくりと育てることで、旨みが強く味の濃い、かつ柔らかなビーフになります。SURF&TURFさんでいただけるのは、そんな「手間暇とコストをかけてじっくり育てたヴィンテージビーフ」なのです。

最後まで美味しくいただくことは、地球で生き続けるために必要なこと。ヴィンテージビーフには、そんな命へのリスペクト、愛を感じました。

ヴィンテージビーフ、いざ実食!

「SURF & TURF」とは「海のものと山のもの」という意味。お肉と魚介類がワンプレートで提供される、食べ応えのあるメニューを指します。アメリカでは人気のメニューだそうです。

SURF&TURF

出典:リビング東京Web

気仙沼産のメカジキのグリル、蛤のパイ包みをバニラ風味のサフランソースとニュージーランド産の純血アンガスヴィンテージビーフリブ愛の炭火焼き

メカジキのグリルはやわらかい鶏むね肉をいただいているような、キメの細かいむっちり感とここちよい歯ごたえが心地よいグリルです。

蛤のパイ包みは蛤のおいしいスープが逃げないようにパイ包みにした一品。蛤、濃くてしっかりしたお味。バニラ風味のサフランソースもすごい!

そしてヴィンテージビーフ!正直アンガス牛は「リーズナブルに食べられるお肉」という認識でしたが、このアンガス牛ヴィンテージビーフの旨みのものすごさにびっくり。経産牛なんて微塵も感じさせない柔らかさとコク、それでいて心地よい噛み応えです。

由緒正しきアンガス100%牛をじっくりと飼育することでこんな上質なお肉になる。人の口に入らなかった経産牛をこのように見事なメニューとして仕上げるまでにかかわった人々に心から敬意を表したいです。

コース料理もちょこっと一杯も。

SURF & TURF 以外のメニューも素晴らしい。

カーペットバックチキン

出典:リビング東京Web

1990年半ばにオーストラリアで流行した「カーペットバックステーキ(オイスターを入れたビーフステーキ)」をアレンジした料理で、ムニエルした牡蠣とソテー下マッシュルームを手羽先に詰めて、備長炭で焼き上げた一品。

中に詰め物がしてあるため、骨にのこる肉が汚いな、なんて気にすることなく、上品にかぶりつけます。外見は肉なのに、牡蠣とマッシュルームの旨みがぎゅっと詰まって、内容の濃い前菜。

島根穴子の白焼き 山椒ピラフとスモークマッシュルームソース

出典:リビング東京Web

島根県の大穴子「オロチアナゴ」を日本酒で蒸して白焼きに。燻製したマッシュルームの白ワインソースと実山椒を入れたバターライス添えです。

白焼きって、アナゴ自体の美味しさに自信がないとできないんですよね。ちょっとでも生臭いとわかってしまうから。こちらのアナゴ表面のサクッと感、中身のフワッと感がとてもよいバランスでした。

燻製マッシュルームの白ワインペーストが神がかってました!スモーキーさがクセになるお味。これだけ販売してほしいくらい。かけたもの全てを格上げしてくれそうなよきペーストでした。

フランジェリココーヒーゼリーフロート

出典:リビング東京Web

フランジェリコ(ヘーゼルナッツのリキュール)入りのふわふわコーヒーゼリーにバニラアイスクリームが添えられています。ただのフロートじゃありません。クラッシュコーヒーゼリーがしゅわしゅわで、舌ざわりがとても繊細。オトナのおしゃれで贅沢なコーヒーフロートでした。

どのお料理も食材そのものの美味しさはもちろんのこと、付け合わせやソースのレベルがとても高く「六本木オトナディナー」を心から満喫したい時にはうってつけだと思いました。

コース料理は季節により食材が変わります。今回はコース料理を体験して参りましたが、アラカルトメニューも充実。店舗が入るGEMS六本木は全て飲食店がテナントに入っているそうで、他店のディナーの前後に一杯と軽く一品、という軽い使用も可能。ディナー前後までカバーできる、知っておくと自慢できる、とっておきのお店になるはず。ぜひ、足を運んでみてくださいね。

SURF&TURF RUSTEAKS 店舗情報 住所 〒106-0032 東京都港区六本木6-2-6 GEMS六本木 3F アクセス 東京メトロ日比谷線・都営地下鉄大江戸線「六本木」駅徒歩1分 電話 03-6434-9010 営業時間 平日 LUNCH TIME 11:30 ~ 15:00(L.O.14:00) DINNER TIME 17:30 ~ 23:00(L.O.21:30) 日、祝日 LUNCH TIME 11:30 ~ 15:00(L.O.14:00) DINNER TIME 17:30 ~ 22:00(L.O.20:30) 定休日 不定休 HP https://www.entrecote.rusteaks.jp/

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