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ガーリーな服が似合わないように!40代になった私が選んだ服でおしゃれの新境地を開拓【体験談】

  • 2022.11.3

私はガーリーな服が好き。20代でギャルファッションが流行ってもストリートファッションが流行っても、ブレずにガーリーファッションに身を包んできました。30代で妊娠したときも子育て中も、ボトムはジーンズや黒パンツで動きやすさを確保しつつ、トップスにはガーリーテイストの服を選んで甘さをプラスしてきました。しかし、そんな私も今や40代。ここ数年で目に見えて老化が進みました。すると、自分でもガーリーファッションは無理があると感じるようになってきて……。

40代になって押し寄せたおばさん化の波!

現在、43歳。「40代って気を付けないと本当にあっという間に衰えるなぁ」とつくづく実感する毎日です。なんと言ってもここ数年での体形の変化がすごい! 30代までは下半身は別として、上半身はどちらかと言えば細いほうだったのに。ウエストなんて「紙のように薄いね」と言われたことがあるほどだったのに。40代に入ってからのこのほんの数年で、すっかり体形が変化してしまいました。

“紙”のようだったおなかは今や“鏡餅”。おなかに餅が2つぼてんぼてんと付いているみたい。また、ごぼうのように細かった二の腕も、すっかりムキムキで丸太みたい。

しかも悲しいかな、老化の波は顔にも……。長年スキンケアをおろそかにしてきたツケが回ってきたのかなと思うのですが、ここ2、3年で急激に老化が進行。目の下がたるみ、肌はくすみ、うっすらとほうれい線らしきものまで出現して……。自分で鏡を見て「おばさんになりましたねぇ」とつぶやきたくなるような顔になってしまったのです。

好きだけでは乗り越えられない老化という壁

すると困ったことが。好きなガーリーテイストの服が着られなくなってしまったのです。まず甘い色づかいが似合わない。ぴらぴらが似合わない。レースが似合わない。ちょっとでも若めのデザインだと顔が浮く。そしてタイトなシルエットだと、似合う似合わない以前に太くなった体が入らない! 「もしかしてまだ着られるかも?」なんてうっかり甘い幻想を抱いて、まだいけそうな服を着てみたときのショックったら! 鏡に映った自分を見て、恐ろしいほどの違和感におののきました。

「今の私はすっかりおばさん。もうガーリーな服は着られない」という現実を痛いほど突き付けられた瞬間でした。好きなだけあってかなりのヘビロテで着ていた洋服たちでしたが、今ではすっかりたんすの肥やしになっています。

40代の私が選ぶのは自分をきれいに見せてくれる服

では、40代の自分は何を着たらいい? 40代の私はどんな服が着たい? 服選びのたびに自問自答を繰り返してたどり着いたのが、これからは“自分をきれいに見せてくれる服”を選ぼうということでした。服自体がかわいくても、それを着こなせる自分はもういない。体形も顔も年相応にすっかりおばさん。そんな自分をきれいに見せてくれるような服を着たいと思ったのです。

昨年Tシャツを買いに行ったときには、あえてシンプルな白いTシャツを選択。フリルもレースもスパンコールも付いていませんが、裾の部分にクシュクシュっとした絞りが入っており、そでが斜めにカットされているので、自分の体形をうまく隠してくれるのではと期待が膨らみます。

するとこれが大当たり! シンプルなので年齢を気にせずに着られるし、白なのでコーディネート次第ではオン・オフどちらでもいけそう。気になる体形も思った通りカバーしてくれました。

また、ガーリーなトップスを着ていたときには服がガーリーな分、アクセサリー類は着けなかったのですが、服がシンプルだと逆にアクセサリーで楽しめることもわかりました。以前だったら選ばないような服を選んだおかげで、おしゃれの新境地が開けたようでした。

まとめ

女性らしい雰囲気の服が好きなのは今も変わりません。ただ、今は“かわいい服”ではなく“自分を女性らしくきれいに見せてくれる服”を選ぶようになりました。40代の自分の弱点をカバーし、あわよくば自分の魅力を引き出してくれさえする服。そんな服のおかげで、だいぶおばさん化してしまった自分でも、「捨てたもんじゃないかも!?」と思うことができています。

とはいえ、根本から老化対策をすることも大事。たまには運動したりスキンケアを頑張ったりして、少しはおばさん化にあらがう努力もしなきゃなぁと思う今日このごろです。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

イラスト/村澤綾香

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著者:小笠原 たまご

小学校高学年の長女と小学校低学年の長男をこよなく愛するパート&在宅ワーカー主婦。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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