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<毒親>「いいかげんにしてっ!」やさしい母が豹変。私はそれだけで怯えてしまい…

  • 2022.11.3
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最初はやさしかった五月さんのお母さんが、生活の苦しさや母親というプレッシャーからか、だんだん毒母の片鱗を見せ始めるお話です。

五月さんは、お母さんのことが大好きだったのですが、今や状況は一変。

お母さんと妹たち3人と暮らすようになってからは生活が苦しく、五月さんは家計を支えるために毎日のように働いているのです。しかし、それでもお金が足りず……。

「もっと稼げる仕事すれば?」

「風俗とかさぁ」

「仕事に行く前、掃除くらいしてね。この家汚すぎっ!!」

と言い、お母さんは遊びに出かけてしまうのでした。

五月はいつもわがまま言わない良い子だね〜!!

今月の光熱費が足りるのかと心配になる五月さん。

すると、「ねぇ、ねぇっ……大丈夫?」と小さいころのサツキさんの声が聞こえてきます。なんと小さいサツキさんは、現在の五月さんにつきまとっているのです。

五月さんが物心ついたころには、2人の妹がいました。そのときから、もう1人のサツキさんが現れ始めたのです。

お母さんは小さい妹2人につきっきり。それを見た、サツキさんは五月さんに「寂しいね……」と声をかけます。しかし、五月さんは「寂しくない。お絵描き好きだし」「それに、良い子にしていればママはやさしい」と言いました。

そんなやさしいお母さんは、ときどき豹変し、怖いママになることも……。

五月さんが幼稚園へ行く準備に手間取ってしまっていると、頭を叩いてきて「なんであんたはそんなに鈍臭いの!? いいかげんにしてっ!!」と怒鳴ったのです。

◇ ◇ ◇

五月さんが物心ついたと気には小さい妹さんが2人いたのですね。当時、お母さんは妹たちの世話で忙しく、五月さんはなかなかかまってもらえなかったようです。きょうだいがいると、上の子をかまってあげられる時間が減ってしまうもの。心にも余裕がなくなってしまって、キツい言い方をしてしまい、自己嫌悪に陥ってしまう…というママの声もよく耳にします。育児はママ1人が頑張る必要はありません。五月さんも、もっとまわりを巻き込んで頼っていけると良いですね。


著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月

東京在住の漫画家。自分の過去と日常をエッセイ漫画にしている。

ベビーカレンダー編集部

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