「お願いです。帰ってください。」マルチにはまった友人の【狂気的な行動】に疲れてしまい？

セミナー、ヨガサークル、バーベキュー、ホームパーティという名の『勧誘』。今回は私と母が実際に体験した、友人との勧誘トラブルエピソードをご紹介致しますので是非ご覧ください。

私（Y美）と友人（以後A子）は幼い頃同じ団地で育ち、

家族ぐるみで仲が良く、母もA子のことはよく知っていました。

ある日、A子から突然メールが来ました。

「元気？久しぶりにごはん行かない？」

私は久しぶりにA子と会うことになりました。

久しぶりの再会はとても楽しく、あっという間に時間が過ぎて行きました。

お互いの近況を話し終えたあと、A子がこんな質問をしてきました。

「夢ってある？」

「あるよ！やってみたいことがたくさんある！」

私がそう答えると、A子の態度が豹変！！

「それならお金が必要だよね！私セミナーに参加していて、お金持ちの人と知り合いなの！今からここに呼ぶね！」と電話をかけはじめました。

突然のことに驚き、私が断ると、

「じゃあ、いつならいいの？すごいチャンスなのにどうして断るの？成功したくないの？」と質問攻め。

A子の豹変ぶりに恐怖を感じた私は、なんとかその場を誤魔化し、逃げるように帰りました。

ある日、私の母から連絡がありました。

「A子から久しぶりに連絡がきたよ。おすすめしたいものがあるから、お友達を集めてくれませんか？って。だからお友達呼んで家に集まることにしたの。Y美も来ない？」

私は先日の出来事を母に伝えましたが、母は久しぶりにA子に会いたいと言いＡ子を家に招きました。

当日、A子は見知らぬ男性と登場。

着いて早々、会員登録やセミナーへの参加をすすめ、更には数十万円する鍋や化粧品などを買わせようとしつこく勧誘を始めました。

最悪な空気のまま、勧誘は2時間ほど続いたそうです。

母の友人たちは断ることも出来ず困惑。困憊。

その空気に耐え切れず母がもう帰ってほしいと頭を下げたことで、

さすがのA子も渋々帰っていったそうです。

母は、今回のトラブルでA子との関係は壊れてしまったけれど、あの時A子を帰らせていなかったら、大切な友人を失うところだったと話していました。

またいつこのような勧誘を受けるかわかりませんが、少しでも怪しいと思った誘いや儲け話にはきっぱりと断る勇気を持つことが大切だと痛感しました。

みなさまも突然のご連絡にはご注意くださいね。

ftnコラムニスト：うる