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育てた苗木を森へ返す新しい観葉植物「戻り苗」が、ウッドデザイン賞2022を受賞!

  • 2022.11.2

ソマノベースは、“山づくりで土砂災害の人的被害をゼロにする”をビジョンに掲げて事業を展開している。

そんな同社が企画・運用している「MODRINAE‐戻り苗‐」がウッドデザイン賞2022を受賞した。

ウッドデザイン賞

日本ウッドデザイン協会が主催する「ウッドデザイン賞」は、⽇本の森林資源を活かし、消費者⽬線での⽊の良さや価値を有する建築・空間、技術・建材、⽊製品、コミュケーション、調査・研究等のグッド・プラクティスを広く募集し、 国内外に発信する顕彰制度。

「MODRINAE‐戻り苗‐」は、木を使って森林・林業や地域・社会の持続性を向上させているものが対象のソーシャルデザイン部門にて「ウッドデザイン賞」を受賞した。

誰もが山づくりに参加できる

「MODRINAE‐戻り苗‐」は、誰もが山づくりに参加できる新しい観葉植物。

どんぐりから苗木を育てるセットになっており、購入者の元で育った苗木は、同社が引き取り山へ植林する。育てる期間は約2年間。その後、苗木が植林される和歌山県の木材を使用した製品を購入することも可能だ。

販売期間はどんぐりが落ちる秋から冬にかけての11月~3月。現在MODRINAE ONLINE STOREにて販売中だ。なお、販売期間・配送期間については、どんぐりの採集状況により前後する場合がある。

戻り苗が紡ぐ、人と人の関係性

「MODRINAE‐戻り苗‐」は、森林や森林産業に対する意識を「消費者」から「当事者」に変えるプロダクトであり、サービスだ。

同商品の購入者は、どんぐりから苗木を育てる2年間という時間を経て、ただ木材製品を使う人ではなく、森づくりに関わる仲間のような存在になる。

その経験は、木という恵や、自らが育てた苗木が戻る山や地域への愛着を育み、森林保全に対する「やらなければならないこと」「使わなくてはならない」という潜在意識を、能動的に知ったり、選んだりする前向きなものへと変えてくれると、同社は考えている。

家庭やオフィスで植林に必要な苗木を育て、山へ植林する新しい観葉植物「MODRINAE‐戻り苗‐」を、この機会にチェックしてみて。

ソマノベース:https://somanobase.com/ MODRINAE ONLINE STORE:https://modrinae.myshopify.com/

(江崎貴子)

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