夏木マリさん、パープルライトアップへの想い語る。「ぜひ1人でも多くの方に足を運んでほしい」

女性が安心して暮らせる社会を願ったイベント「DECORTE Purple Lightup 2022」。2022年11月12日（土）〜12月25日（日）の期間、渋谷の中心でもある渋谷区立宮下公園（MIYASHITA PARK 4階）で開催されます。

今回はその点灯式に参加してきました！ご自身も社会活動に積極的に参加されている夏木マリさんをゲストにお迎えし、イベントへの想いに迫ります。

今年で3回目の冬を迎える渋谷区立宮下公園（MIYASHITA PARK）。

11月12日（土）〜12月25日（日）の期間に開催されるコスメデコルテとのイベント「DECORTE Purple Lightup 2022」は、女性に対する暴力のない、心身ともに安心して暮らせる社会を願うパープルリボン運動から着想を得て、「#LOVE PURPLE」がテーマになっています。

そんなイベントのゲストには、ご自身も積極的にさまざまな社会活動に参加されている俳優・夏木マリさんが登壇されました。

宮下公園は開園以来、パープルライトアップが初めてのクリスマスイルミネーションとのこと。記念する1回目に、パープルという色を選んだことに、どんな意味が込められているのでしょうか。

このパープルライトアップ、赤と青が混ざってできる紫の色のように、多様な人々が混ざり合い、認め合い、大切にし合うクリスマスが表現されているそうです。

日本では内閣府が毎年、11月12日〜11月25日までの期間中、女性に対する暴力をなくす運動のシンボルであるパープルリボン運動にちなんで、東京スカイツリーをはじめ、全国300ヵ所以上で、紫色にライトアップするパープルライトアップが実施されています。

女性に対する暴力の根絶への呼びかけだけでなく、一人で悩まずに相談してほしいというメッセージも込められているとのこと。

「ちがいをちからに変える街」をスローガンに掲げる渋谷区。

その渋谷の中心に位置する宮下公園をイベント場所としてセレクトすることで、新しい価値や文化を発信する街として、背中を押す役割を担っていきたいという強い想いが感じられる点灯式になっていました。

美しい着物姿で登場された夏木さん。パープルライトアップをはじめ、渋谷区のダイバーシティの実現やジェンダーギャップの解消に向けた取り組みについて、どう感じられているか聞かれると、

「革新的に進んでいるこの街から、新しいことを唱えていくということで、とても素敵な試みだと感じながら、参加させていただいています。」と答えられました。

イベント中には、渋谷や宮下公園への思い入れを聞かれるシーンも。

「MIYASHITA PARKになる前から、よく訪れていたので、“昭和の女”としてはこのサマ変わりにびっくりしています。仕事などでも毎週来ているので、若い方たちがすごく楽しそうにしている姿を見ていると、新しいランドマークとして、またひとつ新しい渋谷になったんだなと感慨深いです。」

そんな思い入れのある渋谷でのライトアップイベント。最後に、

「皆が平等に人権を保たれて、これからの人生を楽しく過ごすための今日がその一歩になります。ライトアップはクリスマスまで続くので、ぜひ一人でも多くの方に足を運んでいただいて、1人でも多くの方の心のどこかをポッと照らして、記憶に残していただけたら、素敵だと思います。」と呼びかけられました。

これから渋谷は年末に向けて、公園通りは青の洞窟、表参道方面はシャンパンゴールドのイルミネーションと、光に満たされます。今年はそこにMIYASHITA PARKのパープルイルミネーションも仲間入り。

MIYASHITA PARK内の計12店舗では、おいしいパープルグルメも楽しめますので、ぜひお友達やパートナー、ご家族など、大切な方たちと素敵な時間を過ごしてくださいね。

※記事内の情報は取材時および記事執筆時点の情報です。

筆者：北山礼奈／ライター
女性系メディアやプラットフォームを中心に活躍するフリーライター。女性ならではの切り口でジャンル問わず様々なコンテンツを編集および執筆している。趣味はSNSでの美容情報収集、スタバ通い、韓国ドラマ鑑賞。
撮影：fort