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フローレンス・ピュー、プロデューサーから「痩せろ」「眉を変えろ」と言われた過去を告白

  • 2022.11.3
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Photo_ David M. Benett/Dave Benett/Getty Images
Florence Pugh attends The Academy of Motion Picture Arts and Sciences 2022 New Members Reception at The National Gallery on October 8, 2022 in London, England.Photo: David M. Benett/Dave Benett/Getty Images

フローレンス・ピューが、かつてプロデューサーから外見を変えるよう迫られた経験があると「テレグラフ」紙のインタビューで明かした。11月11日より日本公開する『ドント・ウォーリー・ダーリン』など話題作に続々出演し、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの彼女は、地元イギリスの映画『フォーリング 少女たちのめざめ』(2014)でデビューを果たし、この作品で手応えを掴むと、より大きな舞台、ハリウッドに挑戦することを決意し、見事ドラマのパイロット版で新人ポップスターの役を掴んだ。

フローレンスは、これを「すごくラッキーだと感謝した。それに自分がこんなトップレベルの仕事を得られるなんて信じられなかった」と振り返るが、その後に事態は一転したという。番組の上層部が、フローレンスの外見にあれこれ口を出すようになったのだ。

「彼らはあらゆるところを変えようとした。体重から外見、フェイスライン、眉の形…。そんなことしたくなかったし、そんな業界で働きたくもなかった」「映画業界というのは、『フォーリング 少女たちのめざめ』で経験したようなものだと思っていた。でも実際は違って、トップレベルの仕事でもこれだから、私は進む道を間違えたかもしれないと後悔した」

結局ドラマはその後打ち切りとなり、フローレンスはイギリスに戻る。そして『レディ・マクベス』(2016)に出演し、これが評価され今の活躍に繋がる。「この作品で、映画への愛が戻った。自分を主張できて、熱意があって….…そんなタイプの映画にこだわり続けてきた。この業界では、あまりにも簡単に人にあれこれ変えられてしまう。19歳で自分がどんな演技者になりたいか発見できたのは、幸運だった」

Text: Tae Terai

Photo_ David M. Benett/Dave Benett/Getty Images, Kevin Mazur/Getty Images
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