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「息が吸えない」「胸が苦しい」健康だった私を襲った突然の体調不良。受診すると衝撃の診断結果で!?

  • 2024.8.25

私はもともと陽気な性格で、当時4歳と2歳の2人の子どもを育てながら週4日のパート生活を送る日々を過ごしていました。しかし、あるときから体調不良が続き、内科を受診したものの、納得できない結果……。最後に受診した内科からは、心療内科の受診をすすめられました。そこで受診をしたところ……。

胸が苦しい、息が吸えない

健康が取り柄であり、人と話すことが大好きな私が、ある日突然「なんだか胸が苦しい」「胸が押し付けられるような痛みもある」「不安に思えば思うほど喉がつかえて息が一瞬吸えなくなる……」。家でゆったり過ごしているときも、仕事をしているときも状況問わずそのような症状を感じるようになったのは、子どものけがが続いたころでした。

心配性な私は、すぐに内科を受診。胸部レントゲンと心電図をとりましたが異常はなく、「ストレス」と言われて終了。「こんなにつらいのにそんな訳ない」と私は他の病院も受診することにしました。

何件もの内科を受診するも答えは同じ

1週間後、他の内科を受診しましたが、結果は同じ。たしかに子育てや仕事でのストレスは多少あるけれど、症状が出るほどのストレスは感じていないと私自身思っていました。

きちんとした病名の診断を受けたいと思い、他に2件の内科を受診し、合計4件の内科を受診しましたが、「内科で調べられる検査では異常は見つからない」と、どこも答えは一緒でした。最後に受診をした内科の先生に心療内科をすすめられたことをきっかけに、私は人生初の心療内科探しを始めることとなったのです。

心療内科で言われた病名とは

口コミで評判の良い心療内科に電話をすると「初診予約は6カ月先になります」と言われ、「6カ月も!?」と私は驚きを隠せませんでした。「その間に私の体調も変わるかもしれないし、そんなに待てない」と考えた私は、他の心療内科で予約を取り、受診日は1カ月後になりました。

待ちに待った初診の日、下された診断名は「不安障害」。心療内科の先生に十分に話を聞いてもらい、はっきりと言われた診断名にやっと納得することができたのです。

不安障害になってしまった原因

家族で乗っていた車での事故、家族の新型コロナ感染、子どものけがが続いたことなどが積み重なり、何度も思い出しては不安感に襲われる日々が続いていたことが、不安障害の原因になったようでした。

寝る前にそれらの状況がフラッシュバックして眠れない日も多くあり、上司と相談し1カ月間仕事をお休みすることとなりました。未だに不安に思うときもありますが、抗不安薬のおかげもあり、徐々に症状が軽くなっているのを実感しています。

不安障害と診断されてからは、職場の方たちの理解も頂き、仕事量やシフトの調整をしてもらいながら、1日3回薬を服用して、現在は週3〜4日で勤務できるほど元気になりました。子どもがいるとヒヤヒヤすることが多いですが、命があるだけ幸せなんだと感じ、子どもとの時間をより大切に過ごせるようになりました。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

著者:宮島 さき/2人の姉妹と愛犬を育てながら、緩やかに保育士パートをしているアラサーちゃん。食生活アドバイザーやダイエット検定、世界遺産検定を独学で取得!将来の夢は、2度目の世界一周旅行です!

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ベビーカレンダー編集部

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