1. トップ
  2. グルメ
  3. 【北区】住宅街に佇む瀟洒なカフェ。アンドカフェブランシュール

【北区】住宅街に佇む瀟洒なカフェ。アンドカフェブランシュール

  • 2022.10.30

市営地下鉄南北線「北34条」駅の近くに最近、とても素敵なカフェがオープンしたという噂を耳にしました。北34条駅といえば、私が普段、地下鉄で移動する際のの始発駅です。馴染みのある場所ということもあって、即座に食指が動きました。

地下鉄南北線北34条駅5番出口から徒歩数分。 閑静な住宅街の中にそのカフェ、「& cafe BLANCHEUR(アンドカフェ ブランシュール)」がありました。オープンしたのは2022年7月10日です。

静かに人気沸騰中?

目立つような看板らしきものが無く、周囲のマンションにすっかり溶け込んでいる外観です。初めて訪れるときは注意しないと見落としてしまうかもしれません。 駐車スペースが4台ありますが、私が見た時は満車でした。車で来ているということは、遠方から?(とは限らないかもしれませんが…)早くも人気沸騰中と推察させられるお店です。

出典:リビング札幌Web

一見、一般の瀟洒(しょうしゃ)な邸宅のようなので、入り口の扉を開くのが一瞬ためらわれました(私個人の感想です)が、扉の横に確かに店名があるのを見て、安心して入店。

出典:リビング札幌Web

店名の「BLANCHEUR」はフランス語で「白色」「白い」の意。

出典:リビング札幌Web

中に入ると、さらにもう一枚、木の扉が。ふと、北海道独特の住宅事情が連想されました。 冬の厳寒期の防寒やその他、雪の被害の軽減の為に北海道の家は玄関が二重になっているという特徴があります。 カフェと気付きにくい外観といい、本当に誰かの御宅を訪問するような感覚を覚えました。

スタイリッシュな店内にうっとり

店内に一歩足を踏み入れると、噂通りの素敵な空間が目の前に広がっていました。

出典:リビング札幌Web

店内全体のインテリアが、とにかくスタイリッシュ! の一言に尽きます。思わずうっとりしてしまう位に洗練されている、非日常空間でした。 それでいて、とてもリラックスできる雰囲気に満ちています。

出典:リビング札幌Web

ハイセンスなインテリア雑誌から抜け出たような空間。(私の撮影技術は別として…。)

「おひとりさま」にも嬉しい

「おひとりさま大歓迎」がひと目でわかる、カウンター式テーブルの長さがちょっと壮観な席です。一人で訪れても寛げそうです。それを実証するかのように、私の後に「おひとりさま」が何人も入店してきていました。

出典:リビング札幌Web
秋の陽射しの中でお洒落なランチ

この日は晴天で、秋の陽射しを感じながらの心地よいランチタイムとなりました。 ランチメニュー(11:00〜14:00)は「ナポリタンプレート」(1,180円)を選びました。 野菜たっぷりで彩りが良く、インテリア同様にお洒落です。ナポリタンは、程よい酸味のケチャップ味に大ぶりのウインナーが食べごたえありで、大満足でした。

食材は、実際に現地に足を運んで選んだ北海道産のものが中心とのこと。 次回に来た時は、もうひとつのランチメニューの「知床牛のハンバーグプレート」(1,480円)を是非食べてみたい!

出典:リビング札幌Web

プレートの右上の白い小さい器の中身は食べ物ではなく、水で膨らむ「おしぼり」です。

センスの良さの理由は

店内のところどころに花が飾られていて、そればまたインテリアの素敵さを際立たせています。 聞けば、このカフェはお花の教室の事業拡大の一環としてオープンしたのだそうで、店内の花の装飾は、フローリストである店主によるものなのだとか。センスの良さに納得です。

出典:リビング札幌Web
出典:リビング札幌Web

伝票の代わりの席札を持って会計に向かうユニークなシステムです。この席札にも花が。

自分好みにつくる「スイーツプレート」

スイーツも各種あります。 2個以上選んで自分好みにつくる「スイーツプレート」が魅力的です。月替りのスイーツもあって、毎月のお楽しみになりそうです。

出典:リビング札幌Web

ドリンクも多種類あり、和紅茶や漢方茶、カフェインレスのコーヒーという珍しいものも。 けれど、食事もお茶もスイーツもいいですが、とにかくここは、素敵なインテリアもご馳走のカフェなので、その空間で過ごす癒やしの時間を堪能してみてください。

出典:リビング札幌Web

一人用席の片隅。こういう僅かなスペースも抜かりなく素敵に演出していて感動。

店名について聞いてみました

店名「& cafe BLANCHEUL」の「BLANCHEUR」はフランス語で「白色」ですが、店名の由来が気になったので聞いてみました。 白は無色で「何かの色に染まる前」ということから、「物事の始まり」がイメージされて店名に入れたのだそう。このカフェが、顧客・お店側双方にとって何か「良いこと」が始まる拠点のような場でありたいという願いが込められているとのこと。

「cafe」の前につく謎(?)の「&」の記号は、「あなたの暮らし&cafe」(HPより)の意味なのだそうで、幅広い人々のライフスタイルに自然に溶け込む、「誰にとっても身近で寛げるカフェ」というコンセプトが隠されていたのでした。

自分がよく利用している地下鉄駅から近いことが、「& cafe BLANCHEUR」に興味をもったきっかけのひとつでしたが、お店のコンセプト通りに私の身近なカフェにして、常連になりたくなりました。

& cafe BLANCHEUR(アンドカフェ ブランシュール) 札幌市北区北32条西6丁目1-5 TEL 011-792-1070 営業時間 11:00〜22:00(LO 21:00) 休日 木曜日ほか不定休 駐車場 4台 URL https://and-cafe-blancheur.com/

元記事で読む
の記事をもっとみる