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「あっ!」女性にあるものが…そのとき、私がとった行動とは?

  • 2022.10.29

今から2年ほど前の出来事です。ある日の仕事からの帰り道、自分の前を歩く女性のスカートが経血で汚れているのを発見しました。すぐに「今すぐ教えてあげないと!」と思いましたが、人見知りの私はなかなか他人に話しかけられません。葛藤の末、私がとった行動とは……。

他人の経血漏れを発見!

ある日、珍しく残業がなく定時で帰れることになり、私はルンルン気分で帰路についていました。

しかし会社を出てすぐ、目の前を歩く女性のスカートが経血漏れで汚れているのを発見! 女性がはいているグレーのスカートには経血がべったりとついており、かなり大胆に汚れていたのです。

「今すぐ知らせてあげなきゃ!」と思いましたが、私は人見知りで口下手なこともあり、何と声をかければいいのかわからず悩みました。

伝えるべきか葛藤…

人見知りなことに加え、私は以前、街で落とし物を拾ってあげた人に理不尽に怒鳴られた経験があり、見知らぬ人に話しかけることを極端に怖がってしまうところがあります。そのため、女性の経血漏れを発見したあとも「教えてあげなきゃ」という使命感と、「声をかけて怒鳴られたらどうしよう」という恐怖心とで、私の心は揺れていました。

しかしそのとき、ふと自分の過去の記憶がよみがえってきたのです。実は、私もかつて経血漏れの失敗をしたことがあり、見知らぬ女性に教えてもらって助けられた経験がありました。

勇気を出して伝えた結果は…

自らの体験から「誰にも教えてもらえずに汚れがたくさんの人の目に触れてしまう前に、早めに知って対処したほうが絶対にいい」と思った私。

彼女が赤信号で止まるタイミングを狙ってそっと近づき「スカートに血がついていますよ」と小声で話しかけました。すると女性は「えっ? わー! ほんとだ! 教えてくれてありがとうございます!」と言ってくれたのです。

私はこのとき、自分の行動は間違っていなかったのだと実感でき、心底ほっとしたことを覚えています。

見知らぬ人になかなか話しかけられず、一時は「もうこのまま気づかないふりをしようか……」とも考えましたが、勇気を出して声をかけてよかったです。自分もこれまで多くの人に助けてもらってきた経験があり、だからこそ困っている人がいたら積極的に助けたいと思えた出来事でした。

著者/ごとうゆき
作画/まっふ
監修/助産師 REIKO

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!


著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 漫画家 まっふ

令和元年5月1日生まれの男の子を子育て中の漫画家。多嚢胞性卵巣症候群からの妊娠を備忘録としてブログにのんびり4コマで更新中。ベビーカレンダーでは妊娠中のお話「妊婦レベル1 まっふの冒険記」を連載中。息子とのお昼寝と一日の終わりにするゲームがなによりの至福。

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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