入隊前に新曲発表したBTS・JIN、歌詞に込めた“思い”を明かす「ARMYに向けた感謝と愛情たっぷり」

ソロアーティストに変身したBTS（防弾少年団）のJINが初シングル『The Astronaut』を自ら紹介した。

JINは10月28日、ソロシングル『The Astronaut』の発売を目前に、映像を通じて新曲を紹介する時間を作った。

JINは初のソロシングル発売と関連して「この間、自分の誕生日を記念しながら作った歌、ファンの方々のための公開曲、BTSのアルバム収録曲もあるが、こうやって僕の名前のアルバムが出たのは初めてなので、とても緊張しながらドキドキしており、多くの方々がどのように聞いてくれるのかとワクワクする」と話した。

続けて「ソロシングルを準備しながら、もう一度メンバーたちの大切さを感じることができた。ファンの皆さんを思いながら熱心に準備し、多くの方に喜んでもらいたいという気持ちで作った」と感想を明らかにした。

ARMYに対する気持ちを歌詞に

 

今回の新曲『The Astronaut』は、JINのボーカリストとしての新たな一面を感じられる曲で、彼だけの感性が清涼ながらも幻想的な曲の雰囲気を最大限に引き上げる。JINが作詞に参加しながらARMY（BTSファン）に向けた愛情を込め、英バンドColdplayが共同作業に参加して過去最高級のシナジー効果を作り出した。

JINは『The Astronaut』について、「アコースティックギターの穏やかなサウンドがとても魅力的な曲だ。僕が歌詞を書くことになり、BTSのJINとして、今の自分を作ってくれたARMYの方々に対する気持ちを歌詞と歌で表現してみた。歌詞はあてもなく流れていく自分の夢を探してくれる君、ARMYの話だ」と説明した。

続けて「どこでも僕を輝かせてくれたARMYの皆さんに向けた感謝と愛情をたっぷり込めたので、よく聞いてほしい。涼しい秋の風とよく似合うと思う。清涼で幻想的な雰囲気もある歌なので、発売された時点で歌をたくさん聞いてほしい」と付け加えた。

2021年9月に発表された『My Universe』に続き、Coldplayと2度目のコラボとなったJINは、「今回のソロシングルではColdplayと共同で作詞・作曲に参加することになったが、『My Universe』以来となった。僕があまりにも好きな方々なので、またこうして縁を結ぶことになり、作業中とても楽しくてときめいた。もう一度、Coldplayの兄さんたちに感謝の気持ちを伝えたい」と感謝の意を表した。

アメリカで撮影された『The Astronaut』のミュージックビデオについては、「とても一生懸命に撮った。他の惑星から来た僕が、宇宙空間をさまよって地球に不時着することになる内容だ。故郷の惑星に戻らなければならないが、結局は愛する人、大切なものがある地球に残ることを決心した宇宙人の旅程を盛り込んだミュージックビデオだといえる。新しい姿をお見せできると思うが、サプライズ登場するクリス・マーティンを発見する楽しさも満喫できると思う。本当に地味に出てくるけど、それでも楽しんでほしい」と述べた。

また「ミュージックビデオを見たとき、歌がもっと良く感じられるなら成功したミュージックビデオだと思うが、ミュージックビデオを見ながら歌を聞いたとき、僕はこの歌がもっと好きになった。成功したミュージックビデオをたくさん楽しんでほしい」と話した。

最後にJINは「多くの方がこの歌を聞きながら癒され、少しでも楽しい想像をしてほしい」と挨拶を伝えた。

JINの初ソロシングル『The Astronaut』は10月28日13時に発表された。

◇JIN プロフィール

1992年12月4日生まれ。本名キム・ソクジン。BTSの最年長メンバーで、グループ内ではボーカルを担当している。高校生の頃にドラマ『善徳女王』を見て俳優キム・ナムギルの演技に感動し、一時は役者を目指していた。通学途中にスカウトされたことでBig Hitエンターテインメントの練習生となるが、実は中学時代に一度韓国屈指の有名事務所SMエンターテインメントにスカウトされている。一次審査合格の通知が届いたが、詐欺だと思って断ったというエピソードはファンの間でも有名。