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「100均アイテムをリメイク!」おうちで【DIY】を手軽に楽しむコツとは

  • 2022.12.20
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画像:Ground Picture/Shutterstock

こんにちは!

100円ショップに行くと、ついつい余計なものを買いすぎてしまうDIYライターの柴野です。

ひと昔前と比べて、最近の100円ショップで売られている商品は、デザインも質もグレードアップしていますよね。売り場に並ぶ商品の種類も豊富で「えっ、こんなものまで!?」と驚かされることも多いです。

もちろん、買った商品をそのまま使ってもよいのですが、ほんのひと手間加えて、さらに自分好みにアレンジしてみてはいかがでしょうか。

もっとも簡単かつ劇的にリメイクしたいのなら、好みの塗料でペイントする方法がおすすめです。なお、このテクニックは100円ショップの商品だけではなくて、手持ちの既製品家具などにも有効ですので、どうぞお試しあれ!

簡単・劇的リメイク!好みの塗料でペイントしよう

オールドウッドワクス/ターナー色彩
筆者撮影

オールドウッドワックス/ターナー色彩
アンティークグレー 350ml
税込3,630円

使用する塗料はなんでも構いませんが、私のおすすめはステインやワックスなど、木部に浸透して着色するタイプの塗料です。ペンキなどの塗膜を形成するタイプの塗料と比べて、ムラが目立ちにくくて、準備・片付けなどの扱いも簡単という特長があります。

【おもな塗料の種類】

  • ペンキ(塗膜をつくる塗料)
  • ステイン、ワックスなど(塗膜をつくらず浸透する塗料)

今回使用した「オールドウッドワックス」は、無垢材(塗装されていない材)に塗り込むだけで、使い込んだアンティークのような風合いに仕上がるワックスです。

金具など取り外せる部品を全て外して、ペイント作業を行います。

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筆者撮影

ウエス(布または紙)に塗料を少量付けて、塗装面に塗り広げていきます。

塗装ムラを気にする必要はありませんが、あまり塗料を付けすぎると、色が濃くなりすぎるので、まず薄めに塗ってみて、足りなければ重ね塗りする方法がおすすめです。

おしゃれなアンティーク雑貨のできあがり!

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筆者撮影

クリア蓋付きウッドボックス(ロック付)/ダイソー
税込100円

ウエスで余分な塗料を念入りに拭き取ったのち、風通しのよい場所で1日くらい乾燥させれば、完成です。

「オールドウッドワックス」を使うと、小さなキズやへこみに塗料が多く染み込むことで、いかにもアンティーク調といった雰囲気になります!

【塗装作業の手順】

  1. サンドペーパーで下地を調整する
  2. ウエスに塗料を適量取って、塗装面に塗り広げる
  3. 余分な塗料を拭き取って、乾燥させる(24時間程度)

*ご注意ください*
浸透性塗料は、すでに塗装された材には使用できません。
塗装面をペイントしたい場合は、あらかじめサンドペーパーなどで既存の塗膜を全てはがす必要があります。

 

※記事内の情報は投稿および記事執筆時点の情報です。価格変更や売り切れ、販売終了の可能性もございますので、ご了承くださいませ。



著者:柴野 聰(しばの そう)
DIYライター。1978年生まれ。編集プロダクション勤務を経てフリー転向。多くのDIY実用書の制作に携わる。現在、築50年の木造戸建てをDIYでセルフリノベーションしながら生活する。