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大学1、2年生600人が望む「将来の働き方」トップ3 3位は「優良企業で安定的に」…1位と2位は?

  • 2022.10.28
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大学1、2年生が「将来望む就業の形」は?
大学1、2年生が「将来望む就業の形」は?

企業の与信管理に関するサービスを提供するリスクモンスター(東京都中央区)が、「大学1、2年生が就職したいと思う企業・業種ランキング」の調査結果を発表。学生が「将来望む就業の形」も明らかになりました。

「ワークライフバランス重視」の学生が増加?

同調査は今回で8回目。2022年7月、全国の大学1年生および2年生の男女を対象に、インターネットリサーチで実施。600人から有効回答を得ています。

調査の結果、「大学1、2年生が就職したいと思う企業・業種」の1位に選ばれたのは「地方公務員」(回答率9.0%)、2位が「国家公務員」(同7.2%)でした。公務員が1、2位となるのは4回連続です。次いで、3位「グーグル」(同6.7%)、4位「任天堂」(同5.8%)、5位「アップル」(同4.8%)という順位になっています。

また、就職先選定における学生の行動基準についても調査。「将来望む就業の形」を単一回答で聞いたところ、「プライベートを優先させたい」の回答率が26.0%となり、前回調査(第7回)時の3位から1位にランクアップしました。次いで、2位が「出世して高収入を得たい」(回答率23.0%)、3位が「優良企業で安定的に働きたい」(同19.8%)という結果に。「高収入」や「安定」よりも、プライベートを優先させたいと考える学生が多いようです。

セグメント別に見ると、「プライベートを優先させたい」は「女性」が28.3%と最も高い回答率となった一方で、「出世して高収入を得たい」では「1年生」(27.7%)と「男性」(26.3%)が高い回答率を得ました。

なお、就職先の選定において重視する点については(複数回答)、「給与額」(回答率52.5%)が1位、「勤務地」(同39.3%)が2位、「福利厚生」(同29.2%)が3位に。上位3項目は、前回調査と同様の順位となり、各項目に対する関心の高さがうかがえる結果となっています。

調査結果を受けて、同社は「『高望みはせず、生活に困らない程度の収入を得て、プライベートを優先できる仕事に就きたい』というワークライフバランスを重視する学生が増加している表れとみることができます」とコメントを寄せています。

オトナンサー編集部

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